通販を利用するたびにダンボールが増えてしまい、処分に困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?本記事では、ダンボールの処分方法について解説しています。ダンボールを処分する方法はいくつかあり、意外に知られていない方法もあるので、ダンボールの処分にお困りの方は、ぜひ読んでみてください。
広島県内主要自治体のダンボール収集対応について
「ダンボールの一般的な処分方法」で触れたとおり、広島県内の自治体はダンボールを「資源ごみ」として収集しています。主要自治体(広島市・福山市・三原市・尾道市・東広島市・廿日市市・呉市)のダンボール収集対応や出し方について調べてみました。
広島市の対応
広島市は、ホームページにてダンボールを含む紙類のリサイクルについて「まだまだ不十分」であるとして、市民に対しリサイクルへの協力を呼びかけています。
紙類はどうしても可燃ごみとして処分されがちです。そのため広島市では、ネットショップの梱包に使われるダンボール箱であってもリサイクルは可能だとして、収集に力を入れています。
広島市は地域ごとに月2回、「資源ごみ」の収集日を設けています。ダンボールはガムテープで束ねるのではなく、梱包材やシール、テープを取り除き、開いて平らな状態にしたうえで、ひもでしばってから出してください。
福山市の対応
福山市はこれまで、ダンボールを資源ごみの収集日に収集してきましたが、新たに「紙類」の収集日を地域ごとに月1回設けて収集に力を入れています。ダンボールを出す際は、ほかの紙類とは別にひもでまとめてください。
福山市では、そのほかに「福山市リサイクルプラザ(箕沖町107-2)」や各環境センターにて紙類の拠点回収を行っています。
三原市の対応
三原市は、ダンボールを含む紙類をごみステーションから収集していません。「三原市清掃工場(八坂町10227)」の敷地内にあるストックヤードに搬入して処分する方法が基本です。三原市はそのほか、市役所の各支所(本郷支所・久井支所・大和支所)、「三原市人権文化センター(長谷1丁目6-1)」に古紙類の回収ボックスを設置しています。
ダンボールは折りたたみ、一辺の長さが1m以内になるようにして、ひもでまとめて搬入してください。
尾道市の対応
尾道市は各地域に「資源物専用ステーション」を設けてダンボールを含む紙類のリサイクルに力を入れています。ごみステーションには出せないので注意が必要です。
ダンボールは、ダンボールだけひもで十字にしばって出してください。
東広島市の対応
東広島市は、各地域に月1回、「雑誌・ダンボール」の収集日を設けてダンボールのリサイクルに力を入れています。50×100cm以下の大きさになるようにたたみ、厚さ20cmを限度にひもでまとめて出してください。
廿日市市の対応
廿日市市は、各地域に月2~3回、資源ごみの収集日を設けてダンボールを含む紙類の収集に力を入れています。適当なサイズに折りたたみ、ひもでまとめてから出してください。
呉市の対応
呉市は、各地域に週1回、資源ごみの収集日を設けてダンボールを含む紙類の収集に力を入れています。ダンボールはダンボールだけでまとめて、20cm程度の厚さを限度にひもでしばって出してください。
不要なダンボールがたくさんある場合の処分方法
不要なダンボールがたくさんある場合は、自治体の資源回収や可燃ごみの収集日にまとめて出してしまうと迷惑です。そのため、自治体の収集サービスとは異なる方法で処分する必要があります。その選択肢は3つ。「古紙回収業者」「引っ越し社」、そして「不用品回収業者」です。
古紙回収業者
古紙回収業者に依頼して不要になった大量のダンボールを処分する方法です。ただし、古紙回収業者の多くが産業廃棄物としての古紙の回収にしか対応していません。一般家庭から出る古紙を回収できるのは、自治体や町内会などから出る古紙を回収している業者です。しかし、このような古紙回収業者が、一般家庭から直接古紙を回収することはほとんどありません。インターネットなどをとおして、一部の古紙回収業者が直接一般家庭からダンボールを回収するサービスを行っているようですが、数が少ないので、利用できる人が限られるのが難点です。
また、かなり大量のダンボールがないと古紙回収業者は引き取りに来てくれません。元々、リサイクルに特化した業者なので、少ない量ではビジネスとして成り立たないという事情もあるのでしょう。
ちなみに、企業などから出るダンボールを専門に回収している産業古紙回収業者は、免許が異なるため、一般家庭から出るダンボールを回収することはできません。産業古紙回収業者が一般家庭から出るダンボールを回収していてもそれは違法なので、利用しないようにしましょう。
引っ越し社
引っ越し社でもダンボールを回収しています。しかし、残念ながら、これは引っ越し社を利用して引っ越ししたとき限定のサービスなので、ほとんどの人は利用したくても利用できません。
ただ、引っ越しした人にとっては、利用すべきサービスです。お金がかかる場合もありますが、引っ越しのパッケージに含まれている場合や、オプションとして選択できる場合があるので、引っ越し社にダンボールの引き取りサービスがあるかどうか、事前に確認しておくといいでしょう。
ただし、引っ越しを終えてからあまりにも時間が経ってしまうと利用できないので、その点については注意が必要です。
不用品回収業者
不用品回収業者も不要なダンボールを引き取ってくれます。もちろん、お金を払う必要はありますが、ダンボールのほかにもいらない物があるようなら、不用品回収業者しか選択肢はありません。不用品回収業者にダンボールの引き取りを依頼する際は、事前に必ず見積もりを出してもらいましょう。多くの不用品回収業者が無料見積もりに対応しています。
不用品回収業者にダンボールの引き取りを依頼するメリットはいくつかありますが、なかでも「素早い対応」は大きなメリットです。大量のダンボールを速やかに処分したいのであれば、不用品回収業者しか選択肢はありません。週末や夜間を含め、引き取り日時の指定も可能です。
ダンボールの処分にかかるお金の話
ダンボールだけではなく、すべての不用品回収や処分の際に考えなければならないのが「お金」のこと。ダンボールを処分する場合、どれぐらいのお金がかかるのでしょうか?
まず、自治体が行っている「資源ごみ」の回収でお金がかかることはありません。週に1回や隔週1回など、自治体により収集頻度は異なりますが、自治体のサービスなので基本的には無料で利用できます。
古紙回収業者の場合は、運搬費用と手数料がかかります。合計で3,000~4,000円程度になることが多いようですが、そもそも量がまとまらないと引き取りに来てくれません。
不用品回収業者の場合は、料金は業者によりまちまちです。まとまった量のダンボールを処分する場合は「積み放題プラン」などのパッケージを利用したほうが安くあげられます。
ただ、これらを単純に比較しても意味がありません。サービスの内容を比較することが重要です。
自治体の資源ごみ回収は、そもそもまとまった量のダンボールを回収してくれないので除外するとしましょう。
古紙回収業者のサービスは、あまり現実的ではありませんが、まとまった量のダンボールを廃棄するのであれば、十分に安いといえます。
不用品回収業者のサービスは、高いようにも思えますが、引き取りから運搬、廃棄(リサイクル)という作業をすべてやってくれることを考えると高いとはいえません。パッケージプランを利用する場合、スペースを埋められないと高くついてしまうので、やはりできればほかの不用品も詰め込んで処分すると、費用対効果はかなりよくなります。
ダンボールを処分する際の注意事項
基本的にリサイクルを目的としているダンボールは、処分する場合でもある程度大切に扱う必要があります。
汚さない
「ダンボールの一般的な処分方法」でご紹介したとおり、汚れたダンボールは自治体の資源回収に出すことはできません。湿っていたり、食べこぼしや飲みこぼしのシミがついていたりするダンボールはリサイクルに回せないのです。
そのため、ダンボールは資源ごみの日が来るまで、できるだけ湿気の少ない、汚れにくい場所で保管する必要があります。
個人情報の取り扱い
ダンボールには、運送便の送り状や納品伝票などが貼り付けられていることがあります。これらの中には個人情報も含まれている可能性があるので、資源ごみに出すにしても、不用品回収業者に依頼するにしても、情報が漏洩しないよう、しっかりはがしておく、もしくはマジックなどで塗りつぶしておく必要があります。
まとめ
ダンボールは、少量ならお住まいの自治体が行っている資源回収の日に処分するのが、最も安上がりです。リサイクルの枠組みの中にしっかり収まっているサービスなので、信頼感もあります。
ある程度、まとまった量のダンボールを処分しなければならない場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。お金はかかるものの、サービス内容を考えると誰もが納得できる料金です。
リサイクルの対象であるダンボールは、処分方法が限られますが、一般家庭においては「量が少なければ資源ごみ」
「まとまった量なら不用品回収」
と覚えておけばいいでしょう。
広島県には数多くの不用品回収業者がありますが、広島えびすサポートは、県内最安を目指し、日々努力を重ねています。見積もりに不満がある場合はお断りいただいてもかまいません。その際も費用が発生することはいっさいありませんのでご安心ください。
● 軽トラ半パック…3,300〜7,700円
● 軽トラパック…8,800〜15,400円
● 軽トラ特盛パック…15,400〜31,900円
● 2トン平積みパック…33,000円〜
● 2トン超山盛りパック…87,780円〜
広島えびすサポートは「見積書どおりの料金」を約束します。収集当日にあれやこれやと追加料金を請求することはいっさいありません。
広島えびすサポートなら、ダンボールも不用品もまとめて引き取ることが可能です。ダンボールの処分にお困りの方は、広島えびすサポートまで、メール、LINEでぜひご相談ください。
ダンボール回収後お客様の声
急な引っ越しで段ボールの処分に困っていましたがインターネットで見つけすぐ電話しましたが即日で対応してくださり助かりました。同じ広島県内にいるのでまた不用品やボールの廃棄に困ったらまた電話します。今日はありがとうございました。
お客様
えびす
このたびは段ボールの処分のご依頼いただきありがとうございました。お客様のお役に立ててほっとしております!
また広島でダンボールや不用品の処分にお困り事がございましたらご相談ください。