福山市は広島県内で2番目に大きな町ですが、2060年までに住民の深刻な高齢化問題を抱えています。
福山市民の多くが高齢者になることで、ゴミ屋敷問題も深刻化していくことが懸念されていますが、なぜ高齢化とゴミ屋敷問題が関係あるのでしょうか?
今回は福山市が抱える問題とゴミ屋敷問題、ゴミ屋敷を片付ける2つの方法とプロに依頼するメリットについて詳しく解説していきます。
福山市が抱える問題とゴミ屋敷問題との関係
広島県福山市は広島市に次ぐ第二の都市として知られていますが、福山市は大きな問題を抱えています。
ここからは、福山市が抱える人口減少と高齢化とゴミ屋敷問題の関係について解説していきます。
福山市の問題点
福山市が公表している「現状と問題点」という資料には、2015年福山市人工ビジョン(2015年(平成27年))が記載されており、今後のゴミ屋敷問題が深刻化する要因が示されています。
資料によると、福山市全体で若い世代が市外に流出していることから、人口の減少と高齢化が進んでおり、2060年には15〜64歳の若い世代と、65歳以上の高齢者の比率に大きな差が開かなくなることが予測されています。
これによって住民同士のコミュニケーションが取れなくなることや、生産率の空洞化などさまざまな問題が懸念されていますが、福山市全体で高齢化が進むことで、ゴミ屋敷問題が深刻化するのではないかと、私たちゴミ屋敷の片付けをサポートさせていただいている「広島えびすサポート」は考えています。
認知症とゴミ屋敷
なぜ高齢化が進むとゴミ屋敷問題が深刻化するのかというと、高齢化が進むことで認知症を患う方も比例して増えていくからです。
認知症が中程度進行すると、ディオゲネス症候群(老年期隠遁症候群)、いわゆる「ゴミ屋敷症候群」を発症しやすいことが、東京都健康長寿医療センター研究所の研究で明らかになっています。
ディオゲネス症候群は、住居の衛生状態が保てずに、自身に無関心で支援を拒み、社会的孤立状態があるなどの特徴があり、特に一人暮らしの高齢者が発症しやすい傾向にあります。
福山市はこのまま人口減少と高齢化が進むことで、住民同士のコミュニケーションの希薄などの問題を抱えており、このディオゲネス症候群に陥る高齢者が増える可能性があります。
ゴミ屋敷の住人への支援
認知症はある日突然なるのではなく、少しずつ進行していく病です。
これまで表面化していなかった問題が、ゴミ屋敷というかたちで表面化することで、親族や近隣住民がようやく問題に気づくことで発覚しますが、ゴミ屋敷の原因者は認知機能が低下しているので、「ほっておいて欲しい」と支援を拒むケースも珍しくありません。
ゴミ屋敷の原因者にできる支援は、まず私たちがゴミという認識を変えて、そこにあるモノがどのような役割を担っているのかを考える必要があります。
「病院や施設に入ってもらうしかない」という認識ではなく、原因者にはどのような支援が必要なのかを、個々に考えていく必要があるのではないでしょうか。
福山市でゴミ屋敷を片付ける方法は?
福山市に限らず、ゴミ屋敷を片付ける方法は2つあります。
ここからは上記2つのゴミ屋敷を片付ける方法について解説していきます。
不用品回収業者に依頼して片付けてもらう
お金はかかりますが、短期間で確実にゴミ屋敷を片付けられるのが、私たち「広島えびすサポート」のような不用品回収業者によるゴミ屋敷の片付けサービスを利用して片付ける方法です。
不用品回収業者はもともと不要品1点からでも回収に訪れる「片付けのプロ」なので、大型トラックや、経験・知識に富んだ人材を多く保有しています。
そのためゴミ屋敷の片付けサービスを実施する不用品回収業者が多く、適切な人数で作業にあたるので、早ければ数時間程度でゴミ屋敷をきれいに片付けることが可能です。
ゴミ屋敷の片付けにかかる費用は、部屋の広さや運搬のしやすさ、人件費・車両費などで変動するので、事前の見積もりが必須となりますが、おおよその目安は以下の通りです。
人件費は、スタッフ1人に対して10,000〜15,000円が相場になります。
これに別途車両費やリサイクル料金などが必要になるので、事前に複数の不用品回収業者に見積もりを出してもらい、サービスや料金を比較することをおすすめします。
自分で片付ける
アパートやマンションなどで一人暮らしの方は、そこまで広い間取りではないことが多いので、福山市のゴミ捨て分別ルールを守って自分でゴミ屋敷を片付けることも可能です。
無料、あるいは安い料金で家具や家電まで処分できるので、かかる費用を最低限にすることができますが、一度に大量のゴミを出すことができないので、長い期間をかけてゴミを指定のゴミステーションまで出しに行く必要があります。
福山市のゴミ捨て分別ルールについては、次に項目で詳しく解説していきます。
福山市版 ゴミ屋敷を自分で片付ける方法
自分でゴミ屋敷を片付ける場合、福山市のゴミの分別ルールを守って、正しくゴミをゴミステーションまで出す必要があります。
前述したように一度に大量にゴミを出すことができないので、ゴミステーションごとに決められた収集日を事前に確認して、複数回に分けて片付けていきましょう。
ここからは、自分でゴミ屋敷を片付ける場合に守らなければならない、福山市のゴミの分別ルールについて詳しく解説していきます。
燃やせるゴミの出し方
福山市では、燃やせるゴミとして以下の品目を定期収集しています。
ホースや衣類など大きな燃やせるゴミは50cm以下に切る他に、串や爪楊枝など先がとがったゴミは折るか紙に包んで処分するようにしましょう。
プラスチック製品などの金属部分があって取り除けない場合は、「不燃(粉砕)ゴミ」の収集日に処分します。
参考:福山市における可燃ごみとは?燃やせるごみの出し方や注意点を解説
容器包装プラスチックゴミの出し方
福山市では、「プラマーク」記載の容器包装プラスチックゴミを定期収集しています。
例えば、ジュースや調味料などが入っていたペットボトルや、洗剤が入っていたボトル、豆腐が入っていたトレイ、カップラーメンのカップやパックなどです。
必ず水ですすいでから処分するようにして、キャップやラベルを外します。
キャップやラベルは、「容器包装プラスチックゴミ」の日に処分します。
資源ゴミの出し方
福山市では、びんや缶、金属類、ストーブ・ファンヒーターなどの資源ゴミの定期収集を実施しています。
必ず中身を使い切る他に、スプレー缶やカセット式ガスボンベは火の気のない屋外で穴を開けてガスを完全に抜いて処分します。
オイルヒーター以外の、ストーブやファンヒータ類も資源ゴミの日に処分することが可能です。
ボロボロのさびた缶や、焦げ付いたアルミホイル、化粧瓶や耐熱瓶などはリサイクルできないので、「不燃(粉砕)ゴミ」の収集日に処分しましょう。
紙類の出し方
福山市では2022年4月より、新たに「紙類」の日を設けてダンボールなど古紙の定期収集を開始しました。
ダンボールや雑誌・新聞紙はそれぞれ紐で縛って処分しますが、油で汚れている古紙類は「燃やせるゴミ」の日に処分しましょう。
不燃(粉砕)ゴミの出し方
福山市では、一辺が2m以下の「不燃(粉砕)ゴミ」を定期収集しています。
上記の品目を処分することができますが、フロンを含むウォーターサーバーや除湿機などは処分することができません。
また、刃物類は新聞紙などに包んで「キケン」と表記するようにしましょう。
参考:福山市における不燃ごみとは?ごみステーションへの出し方や注意点を解説
燃やせる粗大ゴミの出し方
福山市では、一辺2m以下の「燃やせる粗大ゴミ」の定期収集を実施しています。
主にソファーやテーブル・ベッド・タンスなどの木製の家具・寝具類で、通常のゴミの収集日とは異なるので、各ゴミステーションの収集日程表を事前に確認しておきましょう。
蛍光灯・使用済乾電池・ビデオテープ類・ライター類の出し方
福山市では、蛍光灯や使用済乾電池・ビデオテープ類・ライター類の定期収集を実施しています。
品目ごとに必ず別袋でゴミに出すようにして、蛍光管は割れないように買い換え時の箱などに入れて「燃やせる粗大ゴミの日」に出します。
また白熱球やLED電球・蛍光灯を外した後の照明器具については、「不燃(粉砕)ゴミ」の収集日にゴミに出すようにしましょう。
大量のゴミやすぐに捨てたいゴミは直接搬入をしよう
福山市では、7つの処理施設で、品目ごとにゴミの直接搬入を受け付けています。
処理施設への直接搬入は処理手数料がかかる場合があるので、事前に処理施設に連絡・相談しておくと安心です。
直接搬入の場合でも分別する必要があるので、ここまでご紹介した分別ルールを守って正しく分別しましょう。
受け入れ日時は、7つの処理施設で月〜金曜日(祝日を除く)、午前8:45〜午後4:45までに持ち込む必要があります。
不用品回収業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するメリット
ここまで自分でゴミ屋敷を片付ける方法として、福山市のゴミの分別ルールについて解説してきました。
しかしゴミ屋敷には膨大な量のゴミがあふれているので、ひとつずつ分別してゴミステーションまで運ぶのはとても大変です。
そこでこの記事では「片付けのプロ」である不用品回収業者による、ゴミの片付けサービスを利用することをおすすめします。
ここからは不用品回収業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するメリットについて解説していきます。
一気にゴミ屋敷を片付けることができる
ゴミ屋敷の片付け当日には、部屋の広さや搬出の難易度などによって、適切なスタッフの人数で作業にあたります。
複数の「片付けのプロ」が作業にあたるので、1R・1Kであれば1〜2時間程度、4LDKでも8〜10時間程度でゴミ屋敷を一気に片付けることができます。
分別から搬出まですべてスタッフがやってくれる
ゴミ屋敷には膨大なゴミがあふれかえっているので、自分でひとつずつ分別して処分していくのは非常に大変です。
不用品回収業者のゴミ屋敷片付けサービスであれば、分別から必要に応じて解体作業をスタッフにすべてお任せできます。
また重たい、あるいは大きな家具や家電の搬出も、スタッフが行うので女性や高齢者の方も安心です。
買取可能な不要品は買い取りしてもらえる
不用品回収業者によって提供しているサービスはさまざまですが、多くの不用品回収業者が実施しているのが買取サービスです。
骨董(こっとう)品やブランド品、アンティーク家具など幅広い品目において買取サービスを利用できるので、買取価格からゴミ屋敷の片付け費用を相殺することも可能です。
福山市のゴミ屋敷なら「広島えびすサポート」にお任せください!
私たち「広島えびすサポート」では、ゴミ屋敷の片付けサポートを実施しております。
福山市を含む中国5エリアで格安料金によるお見積もりをさせていただいておりますので、「プロに依頼するのは高い」と感じている方もご安心ください。
ここからは広島えびすサポートの特徴と、ご依頼いただくメリットについてご紹介させていただきます。
お見積もりに追加料金は一切かかりません
不用品回収業者とのトラブルとして、追加料金の加算があげられます。
「実際に作業してみたら、見積価格では対応できない」として、途中で追加料金を請求されてしまうというものです。
広島えびすサポートでは、一度お見積もりさせていただいた金額に追加料金がかかることは一切ございません。
また、見積料金は格安価格でのお見積もりですので、「他社で見積もりをとったが予算オーバーで困っている」という場合もご相談ください。
お得なパック料金をご提案しております
ゴミ屋敷に眠る膨大な量のゴミを片付けていく必要があるので、不要品ごとにひとつずつ見積もりをしてしまうと非常に高額な見積もりになってしまいます。
そこで広島えびすサポートでは、お得な「トラック積み放題パック」をご提案させていただいております。
さらに「片付け割」として、上記料金から10%のお値引きをさせていただいておりますので、気軽にお問い合わせください。
ひとつひとつお客様と分別をいたします
ゴミ屋敷の片付けを不用品回収業者に依頼する際、心配になるのが「大切なものまで勝手に捨てられるのでは?」ということです。
ゴミに埋もれてしまった思い出のアルバムや印鑑・通帳などの貴重品が捨てられてしまうのでは?とご心配な方も多いと思います。
私たち広島えびすサポートは、ひとつずつお客様と分別をいたしますので、勝手に捨てられてしまうのでは?というご心配には及びません。
また無くしてしまった大切なものに関しましては、「貴重品捜索サービス」で片付けと同時進行でお探しすることも可能ですので、気軽にお申し付けください。
幅広いサービスをご提供しております
広島えびすサポートでは、貴重品捜索サービス以外にさまざまなサポートを実施しております。
ここには書き切れないほどの幅広いサービスをご提供しておりますので、お客様の悩みの応じて最適なサービスをご案内させていただきます。
まとめ
福山市は広島県第二の都市として多くの人々が暮らす町ですが、近い将来人口減少と高齢化問題を抱えています。
高齢化が進むと比例して認知症の有病率も上昇していくので、認知症からディオゲネス症候群を発症して家がゴミ屋敷化してしまうことも珍しくありません。
ご自分をはじめ、家族や親族のゴミ屋敷を片付ける方法としては、福山市の分別ルールを守って自分で片付ける。もしくは、不用品回収業者に依頼して片付けてもらう2つです。
ゴミ屋敷には膨大な量のゴミがあふれかえっているので、おすすめは不要品会主業者に依頼して片付ける方法ですが、業者によってサービスや料金が幅広いので、複数の不用品回収業者に見積もりをとって比較してみるようにしましょう。
私たち広島えびすサポートは、福山市をはじめ中国5エリアでゴミ屋敷の片付けサービスを実施しております。
格安料金でのお見積もりをはじめ、幅広いサービスをご提供しておりますので、気軽に電話、問い合わせフォーム、LINEにてご相談ください。