広島県三原市における家電製品の処分方法を、不用品回収業者がわかりやすく解説します。家電製品は、「家電リサイクル法対象家電」と「小型家電リサイクル法対象家電」に大きく分けられ、それぞれ適切な形で処分しなければなりません。この記事では、これらの家電製品を単体で処分する方法のほか、自治体のごみ回収や不用品回収業者を利用して処分する方法、また、家電製品を現金化する方法も紹介しています。三原市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。
三原市における家電リサイクル法対象家電製品の処分方法
家電リサイクル法の対象製品は、「テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)」「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」です。これら家電リサイクル法対象製品は、法律に則った形で適切に処分する必要があります。三原市では、自治体として家電リサイクル法対象製品の収集を行っていないので、基本的には以下にご紹介するいずれかの方法で処分します。
購入した家電店に依頼する(処分のみの場合)
家電リサイクル法対象家電製品を単体で処分する場合、購入した家電店に引き取りを依頼してリサイクルに回します。このときに、家電製品の処分を依頼するユーザーは、処分する家電にかかる「家電リサイクル料金」と、家電店が定めている「収集運搬料金」を負担しなければなりません。家電リサイクル料金は、以下のページで調べられます。
新しく家電製品を購入する家電店に依頼する(買い替えの場合)
家電リサイクル法対象家電製品を買い替える場合は、新しい製品を購入する家電店に、不要になった家電製品の引き取りを依頼します。この場合も、処分のみの場合と同様に家電リサイクル料金と収集運搬料金を、ユーザーが負担しなければなりません。
購入した家電店に依頼できない場合
家電リサイクル法対象家電製品を購入した店が遠くにあったり、すでに廃業したりしているなど、なんらかの事情がある場合は、家電回収協力店に引き取りを依頼して処分することが可能です。この場合も、ユーザーが家電リサイクル料金と収集運搬料金を負担する必要があります。三原市内にある家電回収協力店は以下のとおりです。
・エディオン三原店
・ヤマダ電機テックランド三原店(来店受付のみ)
住所:三原市城町3丁目10-3
電話:0848-61-0230
指定引取場所への持ち込み処分も可能
家電リサイクル法対象家電製品は、家電メーカーが指定する引取場所に持ち込んで処分することができます。持ち込みの場合、ややプロセスが異なるので注意が必要です。
指定引取場所に家電製品を持ち込む場合は、収集運搬料金はかかりません。ただし、家電リサイクル料金を事前に振り込む必要があります。処分する家電製品にかかる家電リサイクル料金を、先ほどの「再商品化等料金一覧」にて、まず特定します。
その後、郵便局に行き、家電リサイクル券を手に入れて、家電リサイクル料金を振り込みます。
振り込みが完了したら、家電リサイクル券とともに、以下の指定引取場所まで家電製品を持ち込みます。なお、三原市内には指定引取場所はありません。
・備後通運株式会社 尾道支店尾道港営業所
住所:尾道市新浜2丁目5番29号
電話:0848-22-2127
三原市では、そのほかに不用品回収業者を利用して家電リサイクル法対象家電製品を処分することも可能です。不用品回収業者の利用について詳しくは、後ほどご紹介します。
小型家電リサイクル法対象製品の処分方法
家電リサイクル法対象製品以外の家電製品のほとんどは、小型家電リサイクル法の対象製品です。小型家電リサイクル法の対象製品について詳しくは、以下の資料で確認できます。
小型家電リサイクル法対象家電製品の収集を行っている自治体は数多くありますが、三原市では、自治体として収集を行っていません。そのため、対象家電製品を単体で処分する場合は以下にご紹介する方法を利用します。
家電量販店に持ち込んで処分
三原市内にある「ヤマダ電機」や「エディオン」などの家電量販店は、小型家電リサイクル法対象家電製品を、無料、または有料で引き取ってくれます。
対象家電製品の中でも特定品目に指定されている「パソコン本体」「携帯電話」「HDD」「テレビゲーム機」などの情報通信機器、「ビデオカメラ」などの映像用機器、「携帯音楽プレーヤー」などの音響機器は、無料で引き取ってくれます。ほかの小型家電リサイクル法対象家電製品に関しては、家電量販店により500~5,000円程度を支払えば引き取ってくれますが、引き取りの条件について詳しくは、それぞれの家電量販店に確認してください。
なお、小型家電リサイクル法対象家電製品も、不用品回収業者を利用して処分することが可能です。
三原市の分別回収で処分可能な家電製品もある
三原市の分別回収で処分可能な家電製品もあります。三原市の分別回収で処分できるのは、45Lの透明ゴミ袋に入る家電製品で、分解されていないものです。この条件に当てはまる家電製品であれば「不燃物」の回収日に処分できます。
不燃物の収集日に家電製品を出す場合は、45Lの透明ゴミ袋に入れ、コードが付属している製品はコードを根元から切断して出します。
バッテリーが取り外せない家電製品に関しては、不燃物として捨てられません。「電池のはずせない小型家電・充電式小型家電」として捨てる必要があります。
なお、不燃物は三原市の不燃物処理工場「Ecoro(えころ)」に持ち込んで処分することも可能です。
・不燃物処理工場「Ecoro(えころ)」
住所:三原市八坂町10227(環境施設課)
電話:0848-62-1200
三原市で不用品回収業者を利用して家電製品を処分
三原市では、不用品回収業者を利用して家電製品を処分することも可能です。
ここまでにご紹介した方法は、家電製品をひとつ、もしくは少量処分する場合に有効な方法です。処分すべき家電製品がたくさんある場合や、家電製品以外にも捨てなければならない物品がある場合には、当然ながら利用できません。
このような場合に便利なのが不用品回収業者です。家電製品の処分の際に不用品回収業者を利用すると、以下のようなメリットがあります。
いつでも対応してくれる
家電リサイクル法対象製品の引き取りを家電店に依頼すると、家電店側もなるべくユーザーの都合に合わせて引き取りスケジュールを組んでくれますが、完全に希望の日時に引き取りに来てくれるわけではありません。
不用品回収業者なら、家電店が引き取りに来てくれないような時間帯でも対応可能です。
すぐに処分できる
いつでも対応可能な不用品回収業者なら、申し込み当日の引き取りにも対応可能です。家電製品を速やかに処分したい場合に対応可能なのは不用品回収業者だけです。
家電製品以外の不用品もまとめて処分可能
大掃除や断捨離でたくさんの不用品が出た場合、その不用品が家電製品だけとはかぎりません。むしろ、家電製品だけを処分するケースのほうが特殊ではないでしょうか?
不用品回収業者なら、家電リサイクル法対象製品も、小型家電リサイクル法対象製品も、そのほかの不用品もまとめて処分することが可能です。しかも、それぞれ分別する必要もありません。
三原市で家電製品を処分するなら広島えびすサポートへ
不用品回収業者を利用すれば、いつでも、迅速に家電製品を処分することが可能です。しかし、不用品回収業者ならどこでもよいわけではありません。近年、他業種からの新規参入などもあり、残念ながらクオリティの低いサービスを提供している業者や、必要な許可を得ずに不用品を引き取っている違法な業者が存在することも事実です。
「広島えびすサポート」は、広島県を中心に、中国地方全域でサービスを展開している不用品回収業者です。地域最安レベルの料金設定、見積りどおりの明朗会計で、地域の皆様に安心して利用していただけるよう心がけています。3万件を超える回収実績は、皆様からの信頼の裏付けです。
三原市で家電製品の処分にお困りの方は、広島えびすサポートにご相談ください。
不用品回収の実績もご覧くださいませ。
三原市で家電製品を処分するそのほかの方法
家電製品を処分するとはいえ、その方法は「リサイクル」や「廃棄」だけではありません。不要になったとはいえ、まだ使える家電製品なら、うまくいけば現金に換えることも可能です。
高年式家電で、動作に問題のない美品なら中古家電の買取専門店などに売却できる可能性があります。このような家電製品を処分する方はなかなかいないとは思いますが、該当するようであればコンタクトをとってみるとよいでしょう。なお、高年式家電なら、広島えびすサポートでも買い取りを行っています。
買取専門店に売却できなくても、ネットオークションを利用すれば、需要があるかぎり、家電製品を現金に換えることが可能です。もちろん、落札されずに手元に残ってしまうリスクもありますし、出品や質問対応、発送作業などに手間がかかることも理解したうえで利用しましょう。地域のネット掲示板やフリーペーパーを利用して家電製品を譲渡するのもひとつの方法です。
まとめ
家電製品の寿命は5~10年ほどと言われています。私たちは、家電製品に囲まれて生活しているので、もしかしたらけっこうな頻度で家電製品を処分しなければならないのかもしれません。幸いなことに、現在はリサイクルのシステムが整っており、家電製品は昔のように埋立地に運ばれるのではなく、分解され、新たな製品として生まれ変わっています。
そのほかにも、家電製品は再販されたり、輸出されたりして、再利用されています。
ご紹介してきたように、三原市では家電店や不用品回収業者をとおして、家電製品を処分することが可能です。この記事が皆様の参考になれば幸いです。