この記事では広島市で資源ごみを処分する方法を紹介しています。広島市は、市のサービスとして資源ごみを収集しているので、市民の皆様はいつものごみステーションに出して資源ごみを処分することが可能です。
広島市では資源ごみを無料で処分できます
広島市民は、とくにお金を払うことなく市のサービスを利用してごみを捨てることができます。もちろん、厳密に言えばごみ処理には「税金」が使われているわけですから、市民はただでごみを捨てているわけではないのですが、さらに専用ごみ袋の購入などの形で住民に費用負担を求めている自治体もあります。
資源ごみは「リサイクル」が前提になっているので、市民がお金を払って処分する性質のごみではありません。広島市でもほかの分別ごみと同様の方法で処分することが可能です。
広島市で資源ごみに該当するごみとは?
広島市は、以下のようなごみを資源ごみに指定しています。
紙類
新聞紙、チラシ、雑誌、本、ダンボール、ダイレクトメール、菓子箱の紙などの名刺サイズよりも大きな紙。
金属類
フライパン、鍋などの金属製品、空き缶、油の缶、一斗缶、使用済スプレー缶、使用済消火器など。
ガラス類
ウイスキーびん、ビールびん、酒びん、しょうゆびん、お酢のびん、ガラス製品、割れたびん、ガラスくず(ただし、乳白色の化粧品のびんやマニキュアのびんは除く)
布類
布製品、古着、カーテン、シーツなど。
広島市で資源ごみを処分する方法
広島市で資源ごみを処分する方法をご紹介します。広島市は、資源ごみの収集日を各地区に月2回設定しています。
紙類の処分方法
紙類は、ひもでしばってまとめてからごみステーションに搬出してください。
金属類の処分方法
金属類は、丈夫な袋に入れてからごみステーションに搬出します。使用済スプレー缶やカセットボンベなどを処分する場合は、必ず中身を使い切ってから処分してください。塗料などのスプレー缶は火の気のない、通気性のいい屋外で古新聞などにスプレーして中身を使い切ります。塗料などを吹きつけた紙は「可燃ごみ」として処分してください。香りのスプレーなどの缶は、通気性のいい屋外でスプレーして使い切りましょう。缶に穴を開ける必要はありません。
ガラス類の処分方法
ガラス類も丈夫な袋に入れてからごみステーションに搬出します。フタやキャップは分別区分が異なるのでいっしょに捨てないようにしてください。プラスチックであれば「リサイクルプラ」、金属であれば「不燃ごみ」です。
布類の処分方法
布類は、ひもでひとまとめにするか、丈夫な袋に入れてからごみステーションに搬出してください。なお、布製のじゅうたんや毛布、布団に関しては資源ごみではなく「大型ごみ」として処分することになるので注意が必要です。
広島市で資源ごみを処分するときの注意点
広島市で資源ごみを処分するときに注意するべきことをご紹介します。
けがをする可能性がある場合は「危険」と書いてから搬出
ガラス片など、収集にあたる職員がけがをする可能性がある物を処分する場合は、必ず「危険」と書いた紙を貼るなどしてからごみステーションに搬出してください。
有害ごみとは分けて搬出
資源ごみの収集日は、乾電池や蛍光管、水銀体温計などの「有害ごみ」と同じ日に設定されています。収集日は同じでも、同じ袋に入れてごみステーションに搬出することはできないので注意が必要です。
缶やびんはすすいでから搬出
缶やびんは中身が残らないよう、必ずすすいでから袋に入れてごみステーションに搬出してください。
なお、ビールびんや一升びんなど、販売店が回収しているびんは可能なかぎり販売店に戻しましょう。
集団資源回収を実施している町内会や自治会などがある
広島市は、町内会や自治会、子ども会などに集団資源回収を行うことを推奨しています。地域団体と資源物を回収している業者が直接契約する形で行う資源回収です。所属する地域団体が集団資源回収を実施しているようであれば、積極的に利用しましょう。
集団資源回収で処分できる資源物は基本的に市の資源回収と同じですが、搬出方法は異なることがあります。
まとめ
広島市民の皆様は、資源物を市が月2回設定している収集日に処分することができます。また、地域団体に所属している皆様は集団資源回収の日に資源物を処分することが可能です。
資源の枯渇が危惧されるこれからの時代、資源の再利用を進めていくことは広島市でも大きな課題です。市民が一致協力して資源物のリサイクルを推し進めましょう。不用品やゴミ出しでお困り事がございましたらご相談ください。