会社や実店舗には必ずと言っていいほど看板があります。この看板、事務所や店舗の移転や閉鎖に伴い処分しなければならない場合、どうやって処分すればいいのかご存じですか?この記事では広島市で看板を処分する方法を紹介しているので、移転等の予定がある方はぜひ参考にしてください。
看板は産業廃棄物
看板には、文字看板、袖看板、屋上看板など多くのバリエーションがあります。事務所や店舗の移転などによりこれらを処分する場合に注意しておかなければならないのは、これらが「産業廃棄物」に該当するということです。
言うまでもないことではありますが、産業廃棄物を広島市のごみ収集サービスを利用して処分することはできません。
個人事業主の方で、自宅を事務所や店舗として使用している場合、家庭ごみと事業系のごみがときどきわかりにくくなることがありますが、事業で使ったものは産業廃棄物、または事業系一般廃棄物になります。看板は自宅兼事務所(店舗)で使っていたとしても必ず産業廃棄物になるので、処分の際は注意が必要です。
看板は許可を受けている業者に依頼して撤去・処分
看板は、20種類定められている産業廃棄物のうちの「廃プラスチック、木くず、金属くず」に該当します。産業廃棄物はその処理プロセスや管理方法が法律で厳格に定められており、許可を持つ業者だけがそのプロセスに関わることができます。そのため、産業廃棄物である看板を処分する場合は、「産業廃棄物収集運搬許可」を受けている業者に依頼して処分する必要があります。
ただ、その前に看板を撤去しなければなりません。自力で撤去できる看板もありますが、電気設備工事が必要な看板を撤去しなければならない場合は自力での撤去は不可能なので、その看板を設置した業者に撤去作業を依頼してください。
広島えびすサポートは産業廃棄物収集運搬許可を受けているので、看板の処分を希望している方はぜひご連絡ください。
看板の種類により撤去・処分費用は異なる
看板は形も構造もさまざまなので、看板が違えば撤去にかかる費用も処分にかかる費用も異なります。
広告を設置した業者による撤去作業は、内照式看板や袖看板、文字看板などの一般的なもので1~3万円程度、大型の屋上看板になると20万円近くかかることもあるようです。
撤去後の看板の回収と処分を業者に依頼する場合、看板にもよりますが少なくとも1万円はみておく必要があります。詳細な金額は実際に見積もりを依頼しないとわかりません。
広島市で看板を処分する際に覚えておきたいこと
少々重複しますが、広島市で看板を処分する際に注意すべきことをまとめてみました。
看板は家庭ごみではありません
シンプルなスタンド看板であっても、事業のために使用していた看板は産業廃棄物です。住居兼事務所のような環境で使っていても産業廃棄物として処分しなければなりません。
譲渡も考える
看板は新規で設置しようとすると費用が高額になるため、中古を探している人もいます。会社や店舗の名称が入っていない看板や一部を変更するだけですぐに使える看板なら、売却、または譲渡して処分することも可能です。
まとめ
スタンド看板程度だと大型ごみとして広島市のごみ収集サービスで処分できそうに思えてしまうかもしれませんが、看板は産業廃棄物なので、必ず自治体から許可を得ている業者に収集と処分を依頼してください。
不用品回収業者広島えびすサポートは、広島市の店舗、事業所の移転等に伴い不要になった看板を回収・処分しています。看板以外の不用品にも買取を含めて対応可能なので、店舗、事業所の移転、クローズの際は、ぜひご連絡ください。即日の見積もりも可能です。