不要になった自転車は、状態によっては廃棄ではなく、売却して処分できます。健康に気をつかう人が増えている今、自転車はとても人気ですから、まだ乗れるロードバイクやクロスバイクを処分しようとお考えの方は、思ったよりもいい値段で売却できるかもしれません。この記事では自転車を処分する方法を、廃棄、売却、どちらも含めて紹介しています。三原市にお住まいの方はぜひ参考にしてください。
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三原市で自転車を処分するなら防犯登録の抹消を忘れずに
自転車に乗る人には、自転車を入手したときに防犯登録を行うことが義務づけられています。転居や自転車を処分する際は、その防犯登録を抹消しなければなりません。一定の期間が経過すると防犯登録は自動的に抹消されるのですが、手放したあとのことを考えると、やはり自分で手続きをしておいたほうがいいでしょう。登録が抹消されているか確認もせずに自転車を手放し、のちにその自転車がひったくりなどの犯罪に使われてしまうと疑われるのは自分です。自分の目の前で自転車がスクラップにされるのであれば、防犯登録を抹消しなくても問題になることはありませんが、面倒なことに巻き込まれるリスクを自ら負うことにメリットなどひとつもありません。
三原市で自転車を廃棄処分する方法
乗らずに家の外に置きっぱなしにしていた自転車。金属部品はさびにさびて、車輪はタイヤの空気が抜けているだけではなくリムまでむき出しの状態に…このような自転車は、さすがに売却して処分することは不可能です。三原市で可能な自転車を廃棄処分する方法をご紹介します。
方法1:三原市の大型ごみの収集日に廃棄
三原市は、自転車を「大型ごみ」に指定しています。三原市が指定する大型ごみとは、金属など、燃えない素材で主にできている「たて+横+高さ」の合計がだいたい150cmを超える物のことです。大型ごみの収集日は各地域に週1回設けられていますが、その日にただ出すだけでは、市は収集してくれないので注意が必要です。
大型ごみを出す際は、まず市の環境施設課に連絡します。その後、希望する収集日の1営業日前の16時30分までに「大型ごみ収集予約票」を記入して、環境施設課までFAXしてください。収集日が来たら、7時30分までに、「予約済」と書いた紙を貼った自転車を指定のごみステーションに出します。
・三原市環境施設課
電話:0848-63-1210
FAX:0848-67-6069
方法2:三原市のごみ処理施設に自己搬入
自転車を運搬可能な自動車を所有されている方は、三原市のごみ処理施設に自己搬入して廃棄処分することも可能です。大型ごみは、三原市清掃工場と同じ敷地内にある不燃物処理工場で受け入れています。
・不燃物処理工場(Ecoro):三原市八坂町10227番地
方法3:不用品回収業者に依頼して廃棄
市のサービスではなく、民間の不用品回収業者に依頼して自転車を廃棄処分することも可能です。ただし、市のサービスとは異なりお金がかかるため、以下のようなシチュエーションで利用することをおすすめします。
・自転車のほかにも廃棄処分したい物がある
不用品回収業者に引き取りを依頼するときは、物量が少ないとどうしても1個あたりの処分費用が高くついてしまいます。そのため、大掃除のあとなど、ほかにも廃棄処分したい不用品が出てきたときに利用すると費用対効果がよくなります。
・迅速に捨てたい
三原市では大型ごみの収集日が週1回あるので、大型ごみが出た場合でも比較的速やかに処分することが可能です。しかし、それでも1週間は待たなければならないため、大至急、処分しなければならない場合は運搬手段を持っていないかぎりそれは実現できません。不用品回収業者なら、申し込み当日の引き取りや、夜間や休日など、市のサービスでは不可能な日時の引き取りも可能です。
・引き取りに来てほしい
市の大型ごみ収集サービスを利用する際は、収集日に出す場合でも、自転車をごみステーションまでは運ばなければなりません。こわれた自転車程度なら問題なく運べるという方は多いと思いますが、ひとり暮らしの方や高齢の方のなかにはそれが難しい方もたくさんいらっしゃいます。不用品回収業者のサービスは指定場所での引き取りが前提なので、自転車を運ぶことが難しい方にとても合っています。
三原市で自転車を売却処分する方法
冒頭でご紹介したように、不要になった自転車でも、こわれていないようなら売却して処分することが可能です。こわれていない自転車をただ廃棄してしまったら、ある程度、リサイクルはできるにしてもあまりエコなことではありません。三原市では、どんな方法で自転車を売却できるのかご紹介します。
方法4:自転車専門店に査定を依頼
美品で、動作にも問題がない自転車なら、専門店が買い取ってくれる可能性があります。自転車を販売する全国チェーン店「サイクルベースあさひ」では、「電動アシスト自転車」「スポーツサイクル」「キッズサイクル」というジャンル限定ではありますが、買取をおこなっています。三原市に隣接する東広島市に、サイクルベースあさひ東広島店(西条中央7-3-7)があります。査定は持ち込み限定なので、お近くの方は利用を検討してもいいでしょう。
方法5:買取業者に査定を依頼
不用品の買取をおこなっているリサイクルショップなどの業者も自転車を買い取っています。このような業者は、専門店の査定対象に含まれない自転車でも査定してくれる可能性があるので、該当する方は問い合わせてみましょう。
方法6:ネットで個人売買
インターネット上のオークションサイトやフリマサイトを通じて自転車を売却することも可能です。専門店や業者の場合は一定の基準があるため、その基準を満たしていない自転車は買取を拒否されてしまいますが、インターネットなら需要さえあればお金に換えることができます。日本最大のネットオークションサイト「ヤフオク!」、フリマサイトなら「メルカリ」などが初めての方でも始めやすいでしょう。個人売買の危険性を理解したうえでサイトを利用してください。
三原市で自転車を売却する際の注意点
不要になった自転車が売却できれば言うことはありません。しかし、いくら自転車を現金化したくても、買い手が見つからなければそれはかないません。自転車を「処分」することが目的なのにいつまでも「売却」にこだわってしまっては本末転倒です。期限を設定してその日までに売却できなかったら廃棄処分するなど、最初に決めておきましょう。
なお、不用品回収業者以外の業者は、査定後、買い取れなかった自転車を不用品としても引き取ってくれないことがあるので、この点にも注意が必要です。
まとめ
三原市で自転車を処分する方法を、売却する方法もあわせてご紹介しました。「広島えびすサポート」でも、不要になった自転車の査定・買取・引き取り処分をおこなっています。三原市で自転車の処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。