自転車が不要になったら、粗大ごみとして廃棄処分するのが一般的ですが、まだ乗れる自転車なら売却して処分することも可能です。とくにスポーツバイクや電動アシスト自転車のなかには中古品として高く取り引きされているものもあるので、単純に捨ててしまい損をしないよう、価値を確認することも大切です。この記事では尾道市で自転車を処分する方法を、売却する方法もあわせて紹介しています。尾道市にお住まいの方は、ぜひ読んでみてください。
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尾道市で自転車を処分する前にやるべきこと
廃棄する場合でも、売却する場合でも、自転車を手放す際は、防犯登録を抹消しなければなりません。抹消手続きは、自転車防犯登録所に指定されている広島県内の自転車店でおこなえます。自転車を購入したショップでも手続きは可能ですが、自転車を県外で購入して、尾道市への転居前に登録を抹消せずそのまま使い続けている場合は、登録した都道府県の防犯登録所で手続きしなければならないので注意が必要です。防犯登録は一定期間が経過すると自動的に抹消されますが、手放したあとに誰かに悪用されてしまうと大変なことになるため、責任をもって抹消手続きを行いましょう。
尾道市で自転車を廃棄処分する方法2選
尾道市にお住まいの方は、「尾道市のごみ処理施設に粗大ごみとして搬入」「不用品回収業者に依頼」という主に2つの方法で自転車を廃棄処分することが可能です。
方法1:尾道市のごみ処理施設に粗大ごみとして搬入
尾道市は、ほかの自治体と同じように自転車を「粗大ごみ」に分類しています。ただし、尾道市では、基本的に粗大ごみを市のごみ処理施設に持ち込んで処分することになります。尾道市は事前申し込みによる戸別収集も行っていますが、自己搬入が基本なので詳しくは市の清掃事務所(電話:0848-48-2900)に問い合わせてください。
なお、粗大ごみの自転車を受け入れているごみ処理施設は以下のとおりです。
・尾道市クリーンセンター:尾道市長者原1丁目220-75
・御調清掃センター:尾道市御調町綾目1308
・向島クリーンセンター:尾道市向島町11098-151
・因島リサイクルセンター:尾道市因島大浜町
・瀬戸田名荷埋立処分地:尾道市瀬戸田町名荷
ごみ処理施設に粗大ごみを持ち込んで処分する場合は、品目ごとに料金が設定されているため、詳しくは清掃事務所に問い合わせてください。
方法2:不用品回収業者に依頼
市のごみ処理施設への自己搬入が基本の尾道市では、引き取りが基本の不用品回収業者を利用する価値があります。
・日時指定が可能
尾道市は事前予約による戸別収集をおこなっているものの、地域により収集日や収集時間帯は決まっており、利用者が都合のいい日時を選ぶことはできません。不用品回収業者に自転車の引き取りを依頼する場合は、夜間や休日でも日時を指定できるので、多忙な方やすぐに処分したい方には最高の選択肢です。
・自転車以外にも不用品があればお得
不用品回収業者は不用品1個でも出張して回収することが可能です。しかし、自転車を1台だけ廃棄する場合は、どうしても費用対効果がよくないので、ほかにも不用品があるときに利用するとお得に処分できます。
・自己搬入する手段がない方にはベストな選択肢
自己搬入が基本の尾道市では、搬入手段をお持ちでない方は粗大ごみを処分する際の選択肢が非常にかぎられます。このような方にとって、不用品回収業者はベストな選択肢です。
尾道市で自転車を売却して処分する方法3選
庭や車庫に放置したままボロボロになった自転車は、さすがに廃棄処分するしかありませんが、まだ乗れる自転車なら売却して処分することも十分に可能です。自転車は健康促進の手段としても需要が多いので、まだ乗れる、または少し修理すれば乗れる自転車を捨てようと考えている方は、売却の道も探ってみましょう。
方法3:専門店に査定・買取を依頼
自転車を専門に扱っているショップに査定を依頼して売却する方法です。全国にショップを展開している「サイクルベースあさひ」は、尾道市内には店舗がないものの、広島県内に10店舗以上を展開しており、持ち込みによる査定を随時受け付けています。ただし、査定対象は「電動アシスト自転車」と「キッズサイクル」「スポーツサイクル」に限定されます。対象車種で、有名メーカー製のコンディションが良好なものであれば高額査定も期待できるでしょう。サイクルベースあさひは、尾道市に隣接する福山市内に2つのショップを構えています。お近くの方は持ち込みを検討してみてもいいでしょう。
・サイクルベースあさひ福山光南店:福山市光南町1-1-24
・サイクルベースあさひ福山店:福山市東深津町2-9-3
方法4:リサイクルショップや不用品回収業者に査定・買取を依頼
専門店は、特定の車種しか買い取ってくれませんが、リサイクルショップや不用品回収業者など、さまざまな不用品の買取をおこなっている業者ならそのかぎりではありません。リサイクルショップはほとんどの場合、直営店で販売するため査定条件を厳しく設定していますが、再販経路を多く持つ不用品回収業者はリサイクルショップが買い取れないような自転車でも買い取ってくれることがあります。
方法5:個人売買で売却
主にインターネット上のプラットフォームを利用して、個人売買により自転車を現金化する方法です。プラットフォームのなかではオークションサイトやフリマサイトが使いやすいでしょう。
「ヤフオク!」は、参加者が多く、常時数千台の中古自転車が出品されている日本最大のネットオークションサイトです。取り引きを行ううえで可能なかぎりの安全対策はとられているので、初めての方でも利用しやすいでしょう。
個人売買では、欲しいと思ってくれる人がいればどんな自転車でも売却することが可能です。出品リストの作成から質問対応、発送作業まですべて自分でやらなければならないにしても、お金に換えられることはひじょうに大きなメリットです。個人売買のリスクを理解したうえで利用しましょう。
尾道市で自転車を売却処分する際の注意点
防犯登録についてはすでにお話ししたとおりです。自転車を売却処分する際はもうひとつ、注意すべきことがあります。ショップや業者に査定を依頼するにしても、オークションサイトやフリマサイトに出品するにしても、売れないことがあるということです。処分することが目的なのに、いつまでも売れずに手元に残ってしまっては意味がありません。
個人売買の場合は、期間を決めてその期間内に売れなかった場合は不用品回収業者に依頼して処分するなど、決めておくことが重要です。なお、査定後、買い取れない自転車を引き取ってくれるのは不用品回収業者だけなので、状態に不安のある自転車を査定に出す場合は、はじめから不用品回収業者に依頼するのもひとつの考え方です。
まとめ
粗大ごみの自己搬入が基本の尾道市では、不用品回収業者に高い利用価値があります。広島えびすサポートでは、リユースが可能な自転車の買取もおこなっているので、尾道市で自転車の処分をお考えの方は、ぜひご連絡ください。