ライダーの頭を守るヘルメットは、頑丈にできているので処分方法がわかりにくいアイテムのひとつです。実は、ヘルメットは比較的かんたんに、自治体のサービスを利用して処分できますが、その分別区分は自治体により異なります。そのため、ヘルメットを通常のごみ収集で処分する際は、お住まいの自治体のホームページやパンフレットにて、必ず分別区分をチェックしておくことが重要です。この記事では、広島県でヘルメットを処分する方法を、自治体、そして不用品回収業者を利用する方法を中心に紹介しています。ヘルメットやそのほかのバイクギアの処分をお考えの方は、ぜひ読んでみてください。
広島県内主要自治体におけるヘルメットの分別区分と処分方法
広島県内では、ヘルメットを「不燃」の分別区分に指定している自治体が多数派です。しかし、なかには別の分別区分に指定している自治体もあるようです。
広島市の場合
広島市では、ヘルメットは「不燃ごみ」です。しっかりとしたポリ袋に入れて、各地域に設けられている「不燃ごみ」の収集日に出します。
福山市の場合
福山市では、ヘルメットは「不燃(破砕)ごみ」です。「不燃(破砕)ごみ」の収集日は月1~2回、地域に設定されているのでこの日に処分できます。
三原市の場合
三原市では、やはりヘルメットは「不燃物」です。各地域に設定されている「不燃物」の収集日に捨てられます。
尾道市の場合
尾道市では、やはりヘルメットは「もやせないごみ」です。各地域に設定されている「もやせないごみ」の収集日に処分できます。
東広島市の場合
東広島市は、ヘルメットを「燃やせるごみ」の分別区分に指定しています。首都圏にはヘルメットを「可燃ごみ」として扱う自治体も見受けられますが、広島県内では少数派です。
廿日市市の場合
廿日市市は、ヘルメットを「大型ごみ」の分別区分に指定しています。ただし、長さが30cmに満たないヘルメットに関しては「小型および複雑ごみ」です。廿日市市の各地域には月1回、これらのごみの収集日が設けられているので、その日にヘルメットを処分できます。ただし、大型ごみのヘルメットには処分手数料納付券(200円)を貼付してください。処分手数料納付券はコンビニなどで購入できます。小型および複雑ごみに該当するヘルメットは、市の緑色の指定ごみ袋に入れて出します。
呉市の場合
呉市では、ヘルメットは「不燃ごみ」です。各地域に設けられている「不燃ごみ」の収集日に捨てられます。
売却処分できるヘルメットもある
日本の有名メーカーのヘルメットは国内外でとても人気があるので、美品ならば売却できる可能性があります。
ヘルメットは性能を保持できる期間が短く、製造から3~4年も経てばその性能はかなり失われるといわれています。条件は厳しくなりますが、「有名メーカー製」「美品」「比較的新しい」という条件を満たすのであれば、バイク用品の買取店に査定に出したり、ネットオークションに出品したりして売却の道を探ってもいいでしょう。
条件を満たしていないヘルメットは、ネットオークションでならば売却できる可能性はあるものの、高値での落札は期待できません。
不用品回収業者にヘルメットの処分を依頼
自治体のごみ収集サービスを利用して処分できるヘルメットですが、ほかにも不用品がある場合は不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者はヘルメットだけではなく、バイク用品、工具、タイヤ、バイクの車体まで引き取れます。リユースできるヘルメットなら買い取ってくれる場合もあるので、不用品を、お金を節約しながら処分することが可能です。
まとめ
広島県内主要自治体では、分別区分はまちまちですが、ヘルメットをごみステーションに出して処分できます。そのほかの自治体にお住まいの方は、自治体発行のゴミ捨てパンフレットなどで分別区分を確認して正しく処分してください。ヘルメットのほかにも処分すべき不用品がある方は、分別することなくすべてまとめて処分できる「広島えびすサポート」をご利用ください。