不用品回収業者に見積もりを依頼する方法や、見積書でチェックすべきポイントについて解説している記事です。こわれた家電や使わなくなったレジャー用品が、物置やガレージにためこまれていませんか?不用品回収業者に作業を依頼すれば、その不用品、すぐに片付けられます。
不用品回収業者への見積もり依頼
不用品回収業者を利用する際は、必ず見積もりを依頼します。通常、電話、業者のホームページにある申し込みフォーム、メールなどを通じて見積もりを依頼します。
最近はLINEで見積もりを受け付けている不用品回収業者も増えてきました。「広島えびすサポート」もLINE見積もりに対応しています。
不用品回収の見積もりは、処分する不用品が数点程度であれば、出張見積もりの必要は通常、ありません。
しかし、引っ越しや遺品整理などで不用品の量が多い場合や、家電リサイクル法対象家電など、特定のリサイクル料金がかかる不用品が含まれている場合は、出張見積もりにより、詳しい料金を算出します。
なお、買取を希望する物品がある場合は、出張見積もりの際に査定が可能なので不用品とは分けておくといいでしょう。査定額は、不用品の回収料金と相殺になるので、費用を抑えることが可能です。
出張見積もりは、依頼者様の都合に合わせて行います。よほど物量が多くない限り、1時間もあれば見積もりは終わります。その見積金額で納得できるようであれば、その場で契約してもかまいませんが、数日程度なら、考えてから返事をしてもいいでしょう。
不用品回収の見積もりの構成
不用品回収業者にはそれぞれ、オリジナルの料金体系があります。ただ、基本は同じなので、見積もりを依頼する際は以下の構成を押さえておきましょう。
基本料金
ほとんどの不用品回収業者が「基本料金」を設定しています。基本料金は通常、3,000~5,000円ほどで、この内訳は燃料費や運搬費です。基本料金は、量の大小にかかわらず変わることはありません。実際の不用品回収業者のサービス料金は、この基本料金にサービスにより異なる料金を上乗せして算出します。
品目料金
回収する不用品の品目別に料金を設定している業者もあります。まれに基本料金はとらず、品目料金だけで見積もりを出す業者もあります。不用品の数が少ない場合は、品目料金の見積もりのほうが安くなる傾向があります。反対に量が増えると莫大な額の見積もりになるため注意が必要です。もちろん、信頼できる不用品回収業者なら、最適なプランにより査定するのでご安心ください。
定額料金
多くの不用品回収業者が、この「定額料金」を提供しています。「軽トラ積み放題」などのプランがこの定額サービスです。「積み放題」とは言っても現実には限界があるのですが、不用品の量が多い場合は品目料金の見積もりよりも圧倒的にお得です。広島えびすサポートでは、軽トラや2トン車のパック定額料金を提供しています。
オプション料金
オプション料金は、特別な作業が必要な場合に適応される料金です。たとえば、特殊な立地で不用品を搬出する際にクレーンなどを使用する必要がある場合は、このクレーンの料金がオプションとして追加されます。エレベーターがなく、階段を通って不用品を運搬しなければならない場合や、深夜・早朝などの時間指定がある場合も、オプション料金が追加されます。
参考:不用品回収を業者に依頼するときの相場についてわかりやすく解説
不用品回収の見積もりは複数の業者に依頼
不用品を処分する場合に限らず、見積もりは複数業者に依頼すると適正価格が見えてくるのでおすすめです。複数業者に依頼すると、同時に業者の良し悪しも見えてきます。見積もりを複数業者に依頼する理由は以下のとおりです。
業者によって強みが異なるから
それぞれの不用品回収業者が、それぞれの強みを持っています。回収を依頼する側もなんらかの希望があるはずなので、複数業者の見積もりを比較することで、ニーズに合った業者を選べるというわけです。
男の世界と考えられがちな不用品回収業界ですが、実は女性スタッフを多く抱えている業者もあります。幅広い品目を買取可能な買取に強みを持つ業者もあります。複数の業者に見積もりを依頼すると、それぞれの業者が持つ強みが見積書の中に見えてくるので、見積もりの機会は有効に利用しましょう。
悪徳業者を見極める参考になるから
複数の業者に見積もりを依頼すると、相場が見えてくるものです。明らかに高い、もしくは安い見積金額を提示してくる業者に関しては、疑う必要があります。
業者によっては作業内容の書かれていない見積もりを提示してくることがあります。これでは、どんな作業が含まれているのかまったくわかりません。作業を終えてから、なんらかの名目で追加料金を請求してくる可能性もあります。
不用品をルールに則って処分するためには、それなりにお金がかかるので、あまりにも安い見積もりを提示してくる業者は、違法に活動している可能性を考えなければなりません。
このように、見積もりにはさまざまな業者選びのヒントが隠れています。
参考:広島の悪徳不用品回収業者ってどんな業者?優良業者を見極めるには?
不用品回収の見積もりで注意すべきポイント
見積もりの依頼やチェック段階で注意すべきポイントをご紹介します。条件に合った不用品回収業者を選ぶために必ず押さえておきましょう。
詳細まで見積書をチェック
見積書をチェックする際は、大雑把ではダメです。必ず詳細までチェックしてください。作業内容や費用の内訳がわからない「一式」や「別料金」などの言葉がある場合は業者に確認する、もしくは選択肢から外しましょう。
「積んでみないとわからない」は論外
見積もりを依頼すると、
「積んでみないとわからない」
などと返答してくる業者が存在するそうです。このような業者が本当に不用品回収業者であるとは考えられません。プロなら、少なくとも出張見積もりにより正しい金額を出せます。「積んでみないとわからない」のでは請求し放題です。「積んでみないとわからない」は悪徳業者の証しなので、このような業者は絶対に避けましょう。
「質問に答えられない業者」も論外
見積書の内容に不明な点がある場合は、必ずクリアにしておかなければなりません。不明点について業者に質問してみてあいまいな答えをするようなら、何か業者に不都合なことがあると考えたほうがよいでしょう。答えられない場合も同じです。トラブルを避けるため、このような業者は利用しないようにしましょう。
不用品の内容を理解しておく
処分する不用品の内容は、依頼者様もしっかり把握しておくことが重要です。とくに物量が多い場合は、不用品の内容を動画や写真などのメディアとして記録しておきます。こうすることで、処分する物品と、買取査定を依頼する物品を把握できます。
複数の業者に見積もりを依頼する場合、まったく同じ条件で見積もってもらうことは不可能です。買取査定を依頼する物品の状態も変化してしまう可能性があります。
遺品整理など、物量が多い場合は、部屋や不用品の状況をメディアに残しておけば、照らし合わせながら見積書の内容をチェックすることが可能です。
まとめ
不用品回収の見積もりについて詳しく解説しました。不用品回収業者を選ぶ際、見積書は大きなヒントになります。作業内容がわからない見積書を出してくる不用品回収業者を選ぶ理由はありません。地域で実績のある、信頼できる不用品回収業者は、見積書もしっかりしているものです。