尾道市はタイヤを粗大ごみとして収集していません。自動車やオートバイのタイヤは全国のほとんどの自治体が収集しない適正処理困難物です。尾道市は市民に対し、タイヤを処分する際は販売店に相談するように求めています。
この記事では、尾道市でタイヤを処分する方法を、売却処分も含めて4つご紹介しています。タイヤの処分をお考えの方は、ぜひ読んでみてください。
尾道市では自動車やバイクのタイヤは適正処理困難物
自動車やバイクのタイヤは、自治体が持つごみ処理施設の能力では処分しきれない「適正処理困難物」に指定されています。一部の自治体はタイヤを引き取っているようですが、ほとんどの自治体が処分の際は販売店に相談するよう、ホームページやごみ捨てパンフレットで呼びかけています。
尾道市でタイヤを処分する方法
尾道市では、タイヤを販売している「タイヤ販売店」と「ガソリンスタンド」のほか、不用品回収業者を利用してタイヤを処分することが可能です。
処分方法その1:タイヤ販売店に持ち込む
タイヤ販売店は、タイヤやホイールを販売しているショップのことです。カー用品店もタイヤ販売店です。タイヤ販売店では1本当たり300~500円程度の料金でタイヤを引き取ってくれます。
ただし、これはあくまで持ち込みの場合の料金です。タイヤ販売店のなかには出張引取サービスを提供している業者もありますが、出張してもらう場合は別途料金がかかります。
処分方法その2:ガソリンスタンドに持ち込む
ガソリンスタンドもある意味ではタイヤ販売店です。すべてのガソリンスタンドがタイヤを引き取っているわけではないので、分けてご紹介しています。タイヤを引き取ってくれるのは、スタッフが常時サービスを提供しているフルサービスのガソリンスタンドです。
タイヤを引き取っているセルフ式のガソリンスタンドもありますが、事前に確認する必要があります。ガソリンスタンドはタイヤ販売店同様、1本当たり300~500円前後の料金でタイヤを引き取って処分してくれます。
ガソリンスタンドにタイヤの処分を依頼する場合も持ち込みが基本なので、タイヤを運ぶ手段がない方はほかの方法を選びましょう。
処分方法その3:不用品回収業者に引き取りを依頼
不用品回収業者もタイヤを引き取ってくれます。不用品回収業者のサービスはタイヤ販売店やガソリンスタンドとは違い、依頼主が指定した場所での出張引取が基本です。そのため、タイヤ1本当たり1,000~2,000円程度と料金は高めに設定されています。
タイヤを運搬する手段がない方は、不用品回収業者が第一の選択肢といっていいでしょう。不用品回収業者はタイヤ以外の不用品もまとめて引き取れるので、ほかの不用品も同時に処分すると全体的なサービス料金がお得になるのでおすすめです。
尾道市でタイヤを処分する際の注意点
タイヤを処分する場合、いくつかの注意点があるのでここでご紹介しておきます。どの業者に持ち込む場合でも、提示される料金はタイヤのみの引取料金です。
タイヤ販売店やガソリンスタンドにホイールとセットになった状態のタイヤを持ち込む場合は、別途料金がかかります。ホイールからタイヤを外せない方は、不用品回収業者に依頼すればそのままの状態で査定して引き取ってくれます。
タイヤは売却処分できる可能性がある
タイヤの処分を考えているなら、処分する前にお手持ちのタイヤを売却できないかどうか調べてみましょう。もちろん、ボロボロに朽ち果ててしまったタイヤはそのまま捨てるしかありませんが、条件がそろえばタイヤを売却してお金に換えることができるかもしれません。
処分方法その4:売却
中古タイヤを買い取っているのは、一部のタイヤ販売店、タイヤ買取の専門業者や不用品回収業者です。ネットオークションを通じて売却する方法もありますが、個人売買になるのでここでは触れません。
売却できる可能性が高いタイヤ
中古タイヤにはさまざまなニーズがありますが、とくにニーズが多いのは以下のようなタイヤです。
未使用のタイヤ
まったく使用していない状態のタイヤは売れる可能性があります。タイヤは使わずに保管しているだけでも劣化が進むため、製造から年月が経過した古いタイヤはまず買い取ってもらえませんが、製造から2~3年程度であればお金になるかもしれません。
比較的新しいタイヤ
未使用のタイヤ同様、すでに使用したタイヤであっても走行距離が少なく新しいタイヤほど査定の際は評価されます。
人気のあるブランドのタイヤ
人気のあるブランドのタイヤ。これは「前提条件」と言っても過言ではないほど重要な要素です。日本のメーカーなら「ブリヂストン」「横浜ゴム」「住友ゴム」などの有名どころ、海外メーカーなら「グッドイヤー」「ピレリ」「コンチネンタル」あたりでしょうか。現在、日本では中国や韓国メーカーの安価なタイヤも販売されていますが、一部を除き、売却することは難しいでしょう。
なぜ中古タイヤに需要があるのか
中古タイヤを求めている人は意外に多く存在します。中古タイヤは単純に新品よりも安価ですから、程度のいい中古タイヤを見つけられればお金をかなり節約できるでしょう。
「中古タイヤは慣らし運転の必要がない」
こんな理由で中古タイヤを求めている人もいます。新品のタイヤはなじむまでスピードや走行距離を抑えて乗るのが一般的です。しかし、中古タイヤなら履き替えてすぐ、普通に乗れます。
クラシックカーや旧車に乗る人のなかには、オリジナルの状態にレストア(復元)することに情熱を燃やしている人もいます。このような人たちは、日本国内だけではなく海外にも存在するため、オリジナルや復刻版のタイヤを中古で探している人もいるのです。
お手持ちのタイヤが売却できるかどうか判断する際の参考にしてください。
尾道市では自転車のタイヤは「もやせないごみ」として処分可能
タイヤはタイヤでも自転車のタイヤなら、尾道市では「もやせないごみ」の収集日に捨てられます。ただし、リムから外さないと収集してくれないので注意が必要です。
まとめ
尾道市では、自動車やバイクのタイヤを粗大ごみとして収集していませんが、タイヤを運搬する手段がある方はタイヤ販売店や一部のガソリンスタンドに持ち込んで処分できます。運搬手段をお持ちでない方は、広島えびすサポートに連絡していただければスムーズに処分することが可能です。
これまでに大変多くの尾道での不用品回収実績がございます。ぜひご覧下さいませ。