ラケットにはテニス用、バドミントン用、卓球用などの種類があり、素材も大きさもまちまちなので、処分したくても分別に迷ってしまう方が多いようです。この記事では、広島県内主要自治体におけるラケットの分別区分や処分方法について解説しています。以前、部活で使っていた年代物のラケットをどう処分すればよいのかわからないという方は、ぜひ読んでみてください。
広島県内主要自治体におけるラケットの分別区分
広島県内の主要自治体(広島市・福山市・三原市・尾道市・東広島市・廿日市市・呉市)が、ラケットをどう分別しているのか調べてみました。すると、それぞれの自治体でラケットの分別区分は、やはりまちまちであることがわかりました。
広島市の場合
広島市は、テニス用やバドミントン用のラケットを「不燃ごみ」、卓球用のラケットを「可燃ごみ」の分別区分に指定しています。したがって、広島市ではごみステーションに出すだけでラケットを処分することが可能です。
福山市の場合
福山市は、木をメインに作られているラケットを「燃やせるごみ」、金属をメインに作られているラケットを「不燃(破砕)ごみ」の分別区分に指定しています。どちらも通常のごみ収集を利用して出せますが、木のラケットについては、燃えない素材のパーツがある場合はそれを取り除いてから出さなければならないので注意が必要です。
三原市の場合
三原市はとくにラケットの分別区分に触れていません。ただ、三原市は「木製=もやすごみ」「金属製=不燃ごみ」とはっきり分けているので、これを基準に判断すれば間違いないでしょう。ただし、長さが1mを超えるようなラケットに関しては、解体や大型ごみとして処分しなければならない可能性もあるので市に確認してください。
尾道市の場合
尾道市は、テニスのラケットを「もやせないごみ」の分別区分に指定しています。プラスチックや金属でできているラケットは、尾道市では「もやせないごみ」と考えていいでしょう。木製のラケットは「もやせるごみ」です。
東広島市の場合
東広島市は、木製のラケットを「燃やせるごみ」、それ以外の素材で作られているラケットを「燃やせない粗大ごみ」に分類しています。東広島市の「燃やせない粗大ごみ」は、地域ごとに収集方法が異なるので、詳しくはお住まいの地域の責任者に確認してください。
市のごみ処理施設に持ち込める方は、「賀茂環境センター(黒瀬町国近10427-24)」に持ち込んでください。
廿日市市の場合
廿日市市はラケットの分別区分について触れていませんが、木製・金属製のバットがどちらも「大型ごみ」であることを考えると「大型ごみ」として処分するのが妥当でしょう。「大型ごみ」の収集日に出す場合は、コンビニなどの販売店で「大型ごみシール」を購入、貼付してください。
持ち込み可能な方は、以下の施設に持ち込みます。
・はつかいちクリーンセンター:木材港南12-8
・宮島清掃センター:宮島町1171-4
呉市の場合
呉市もとくにラケットの分別区分に触れていません。ただ、市の指定袋に入らないサイズの物はすべて「粗大ごみ」になるので、この点で判断するといいでしょう。「粗大ごみ」の収集日は月1回、地域ごとに設定されており、手数料分の「粗大ごみ券」を購入し、ラケットに貼り付けてから出します。
持ち込み可能な方は、以下の施設に持ち込んでください。
・クリーンセンターくれ:広多賀谷3-9-3
・芸予環境衛生センター:豊町大長6329-1
広島県では不用品回収業者を利用してラケットを処分可能です
各自治体で分別区分がばらばらなラケットを捨てる際は、お住まいの自治体のホームページやごみ分別パンフレットにて、出し方を確認することが重要です。
広島県にはラケットを「粗大ごみ」として処分しなければならない自治体もあります。粗大ごみとして処分するとなると、粗大ごみ処理券を買わなければならないなど少し面倒です。
不用品回収業者を利用すれば、分別のことを気にすることなく、面倒な手続きなしにラケットを処分できます。ただし、ラケット1本だけ不用品回収業者に処分を依頼するとなるとほかの処分方法よりもお金がかかってしまうので、ある程度、まとまった数の不用品があるときに利用することをおすすめします。
不用品回収業者は、リユース・リサイクルのプロフェッショナルです。不用品回収業者に依頼すると、利用者は以下のようなメリットを得られます。
速やかに、都合のよい日時に処分できる
不用品回収業者を利用する際は、都合のよい日時を指定してラケットを回収してもらうことが可能です。広島県内主要自治体のほとんどで通常のごみ収集にてラケットを処分できるとはいえ、収集日が月1回しか設定されていない自治体もあります。これでは、ラケットを速やかに処分することはできません。不用品回収業者なら「大至急処分したい」というニーズや、「忙しいので夜に引き取って欲しい」というニーズにも対応可能です。
不用品やごみを分別せずにまとめて処分できる
自治体のごみ収集サービスを利用する際は分別を徹底しなければなりません。しかし、毎回毎回、ごみを捨てるたびに分別についてあれこれ考えるのはストレスです。ましてや、まとまった数量のごみを捨てる際に、一つひとつ分別していては大変です。
不用品回収業者にごみや不用品の引き取りを依頼する際は、分別の必要はありません。業者に連絡して引き取ってもらうだけです。そのため、空き家にしていた実家の片付けや遺品整理、大掃除などのタイミングで不用品回収業者を利用すると、作業がとてもはかどります。
不用品の買取が可能
不用品回収業者の中には不用品を買い取ってくれる業者もあります。「広島えびすサポート」もそんな不用品回収業者のひとつです。
広島えびすサポートでは不用品のリユースとリサイクルを推進しています。不用品も廃棄物も、極限まで分別すると、その多くをリサイクルに回せます。中古品として需要がある物なら、買い取って再販(リユース)することも「エコ」なことです。
買い取れる不用品が多ければ多いほど、ユーザーの金銭的負担は少なくなります。
このように、広島えびすサポートはリユースとリサイクルを徹底することによりサービス価格を抑制しています。物置に眠っていたラケットにもニーズがあるかもしれません。そんなラケットを見つけた方は、広島えびすサポートにぜひご連絡ください。
面倒でない方はネットオークションでラケットを処分
「捨てる」だけがラケットを処分する方法ではありません。不用品回収業者が買い取れるラケットがあるということは、ニーズさえあれば個人売買で「売却処分」できることを意味します。
個人売買といえば、やはり「ヤフオク!」などのインターネットオークションです。「ヤフオク!」には中古のテニスラケットだけでも8,000点以上出品されていて、活発に取引が行われています。もちろん、必ず落札されるわけではありませんし、落札されても二束三文だったということもあり得ます。
ネットオークションを普段から利用している方にはおすすめの処分方法ですが、出品リストの作成などの面倒な作業があるため、初めての方にはややハードルが高いかもしれません。
「面倒は嫌だ!」という方は、広島えびすサポートにご連絡ください。しっかり査定させていただきます。
まとめ
ラケットは各自治体で分別区分が異なるため、処分の際はまず、お住まいの自治体のホームページやごみ出しパンフレットを確認しましょう。ラケット以外にもまとまった数の不用品があるという方は、広島えびすサポートにご相談ください。