新幹線がとまるので利便性が高い街である三原市ですが、住民の高齢化問題を抱えており、同時にゴミ屋敷問題が懸念されます。
今回は、三原市が抱える高齢化とゴミ屋敷問題と、ゴミ屋敷を片付ける方法として、三原市のゴミ分別ルールや、不用品回収業者に依頼するメリットについて詳しく解説していきます。
三原市が抱える高齢化問題とゴミ屋敷との関係
三原市では昭和50年以降人口が増加していますが、核家族化や単身世帯の増加による1世帯あたりの人員減少と、高齢化問題を抱えています。
「三原市の現状と課題」という資料によると、65歳以上の高齢者人口の割合が25.7%と非常に多く、広島県の20.9%を大きく上回っています。
平成17年と昭和45年と比較すると、三原市では高齢者の割合が3倍に増加しており、平成7年には0〜4歳の年少人口と高齢者の人口が逆転しました。
高齢者がここまで増えると、懸念されるのがゴミ屋敷問題です。
高齢化とゴミ屋敷問題はたびたび問題視される機会が多く、高齢期になることで認知機能や身体機能などが低下することで、必要な支援を受けられずに自宅がゴミに埋もれてしまいます。
背景には認知症が潜んでいることもありますが、背景に認知症がなく、その他の精神疾患もない、精神科的には診断がない状態でも自宅がゴミ屋敷になることもあります。
いきなり高齢者の自宅がゴミ屋敷になるのではなく、少しずつゴミを自分で処理しきれなくなり、机や床にゴミがあふれてくるようになります。
ゴミ屋敷の原因者の家を訪ねると、少し前までは几帳面な性格で、丁寧に暮らしていたことがうかがえる、整理整頓された食器棚などの家具やインテリアが、ゴミに埋もれた状態でそのまま残されていることも珍しくありません。
では自分の親や兄弟・姉妹、親戚の家がゴミ屋敷になったとき、どのようにゴミを分別して片付ければ良いのでしょうか?
次の項目では三原市のゴミの分別ルールもあわせて、ゴミ屋敷を片付ける方法について解説していきます。
三原市でゴミ屋敷を片付ける方法は?正しい分別方法も紹介
三原市でゴミ屋敷を片付ける方法は、「自分で片付ける方法」と「不用品回収業者に依頼して片付ける方法」の2つあります。
ここからは、三原市でゴミ屋敷を片付ける方法について、分別ルールや業者に依頼するメリットなどを詳しく解説していきます。
1.三原市の定期ゴミ収集を利用して、自分で分別・処分をする方法
三原市の定期ゴミ収集を利用することで、無料あるいは安い料金でゴミ屋敷を片付けることができます。
しかし1R・1K以上の広い間取りの家や一軒家の場合、ゴミの量が膨大というケースが多いので、この場合は後述する三原市エリア対応の不用品回収業者に依頼してゴミ屋敷を片付けた方が良いでしょう。
三原市では、2020年10月1日からゴミの分別ルールが変更になったので、以下より新しいゴミの分別ルールや注意点について解説していきます。
もやすごみ |
台所ゴミ 紙おむつ ぬいぐるみ くつ・皮革製品類 太さ7cm以下の木くず カセットテープ・ビデオテープ 紙パック・紙くず類 食用油のペットボトル 油を含んだ布 カイロ・乾燥剤・保冷剤 汚れが落ちないアルミホイル・ラップ |
「もやすごみ」は、三原市指定の黄色のゴミ袋を購入して分別しましょう。
ゴミ袋に入りきらない10kg以下の木くずや大きなぬいぐるみなどは、コンビニやスーパーなどでゴミ処理券を購入してゴミに貼り付けます。
ダンボール箱や指定袋以外の袋に処理券を貼っても回収されないので注意しましょう。
不燃物 |
飲料缶以外のフタを外した缶類 金属製のフタ 新聞紙などに包んだガラス類 フォークや調理器具などの金属類 陶器類 容器包装以外のプラスチック 汚れが落ちないびん・缶 かさ コードを根元から切った電化製品 蛍光灯などを外した照明器具 電気コード類 肘掛けのないスチール製のイス |
三原市の「不燃物」は、ℓ以内の45透明か中身が見える4袋にいれて分別します。
バッテリーの外せない小型家電については、「発火性・有害ゴミ」として分別しましょう。
びん・飲料缶 |
水洗いされたきれいなびん・缶 |
三原市の「びん・飲料缶」では、紙製のラベルはそのままの状態でゴミに出すことができます。
プラスチック製のフタは、動く部分だけ取り外して「容器包装プラスチック」として分別し、金属製のフタは「不燃物」として分別します。
ペットボトル |
水洗いされたきれいなペットボトル |
三原市の「ペットボトル」では、フタとラベルは「容器包装プラスチック」として分別して、45ℓ以内の透明か半透明の袋にいれて処分します。
食用油のペットボトルは汚れを取り除くことができないので、「もやすごみ」として分別しましょう。
容器包装プラスチック |
発泡スチロール 食品トレイ ペットボトルのラベルとフタ シャンプーボトル など |
三原市の「容器包装プラスチック」では、中身を水洗いしてきれいな状態にした食品トレイやシャンプーボトルなどを分別してゴミに出すことができます。
汚れが落ちない容器包装プラスチックは、「もやすごみ」として分別しましょう。
発火性・有害ゴミ |
カセットボンベ・ガスライター・スプレー缶などの発火性危険ゴミ バッテリー内蔵の小型家電 乾電池やボタン電池などの電池 蛍光灯や電球などの有害ゴミ |
三原市の「発火性・有害ゴミ」では、品目ごとに別々の袋に入れて分別します。
蛍光灯をゴミに出す際は、中身が危険物であることを表示して、割れないように新聞紙で包むなどしましょう。
大型ゴミ(予約制) |
不燃物で、たて・よこ・高さの合計が概ね150cm以上のもの |
三原市では、事前予約制の「大型ゴミ」として、自転車や大型家庭用伝記類、木製以外の家具類を収集しています。
しかし2人で積み込みできないような大型、あるいは重い大型ゴミは収集できないので、後述する不用品回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。
大型ゴミを利用する際は、収集日前日の午後4時30分までに環境施設課(TEL:0848-63-1210)に連絡をして予約をします。
1回につき3品まで処分することができ、収集日当日の7時30分までにごみステーションまで大型ゴミを出す必要があります。
また、木製の家具類は長さ1m×直径40cm以内の束にすることで、ごみステーションに出すことができます。
解体せずにゴミに出す場合は、指定の清掃工場に直接搬入することで無料で処分することが可能です。
スプリングマットレスやソファ、マッサージ器などは処理困難物に指定されており、三原市では収集することができません。
この場合事前に三原市 環境施設課(TEL:0848-63-1210)に連絡をして、三原市が指定する場所へ直接搬入するか、有料で不用品回収業者に依頼をして引き取ってもらいます。
有料で処分する場合は、処分費用は三原市が負担してくれますが、運搬費用は負担する必要があります。
【参照】大型ごみの出し方|三原市
2三原市対応の不用品回収業者に依頼してゴミの分別からすべて任せる方法
ここまで三原市が定期収集を実施している、ゴミ収集の分別ルールについて解説してきましたが、ゴミ屋敷には大量のゴミがあるので、それをひとつひとつ分別して処分していくのは非常に大変です。
そのためこの記事では、不用品回収業者によるゴミ屋敷片付けサービスを利用するのをおすすめします。
不用品回収業者に依頼することで、分別や解体・搬出・トラックへの積み込み・処分を全てスタッフが行うので、一気にゴミ屋敷を片付けることができます。
また多くの不用品回収業者で、アンティーク家具や骨董(こっとう)品・ブランド品などの買取サービスを実施しているので、利用することで片付け費用と相殺することも可能です。
ゴミ屋敷片付けを業者に依頼した場合の費用、相場
ゴミ屋敷の片付けにかかる費用は、部屋の広さや運搬のしやすさ、人件費・車両費・汚れ具合などで変動するので、事前の見積もりが必須となりますが、おおよその目安は以下の通りです。
三原市でゴミ屋敷片付けにお困りの方は「広島えびすサポート」にお任せください。
三原市エリア対応の不用品回収業者は複数ありますが、私たち「広島えびすサポート」なら格安料金でお見積もりさせていただきます。
安かろう悪かろうではなく、幅広く丁寧なサービスが私たちの理念ですので、ひとつひとつお客様と一緒に分別を行いながら、ゴミ屋敷の片付けをお手伝いさせていただきます。
ここからは広島えびすサポートの特徴と、安心してご依頼いただくメリットをご紹介いたします。
見積もりに追加料金は一切かかりません
不用品回収業者とのトラブルでよくあるのが、追加料金の発生です。
「実際に作業してみたら、見積の料金では対応できない」として、追加料金が発生してしまうこのトラブルですが、広島えびすサポートでは一度お見積もりさせていただいた料金に追加料金がかかることは一切ございません。
お得な「トラック積み放題パック」をご提案いたします
ゴミ屋敷には大量のゴミがあるので、そのゴミをひとつひとつ見積もりしてしまうと莫大な費用になってしまいます。
そのため広島えびすサポートでは、お得な「トラック積み放題パック」をご提案させていただいております。
さらに上記料金に加えて、10%の「片付け割り」を適応させることができるので大変お得です。
幅広いサービスをご提供いたします
広島えびすサポートでは、お客様のニーズにお応えできるようにさまざまなサービスをご提供しております。
片付けた家に再び住み続けられるように、ぜひこれらサービスの利用をご検討ください。
特に買取サービスはおすすめです。ゴミ屋敷の片付けの際などで再販可能な商品が出てきた場合はゴミ屋敷清掃費用から料金を引く事も可能です。
まとめ
三原市は住民の高齢化問題を抱えており、このまま高齢化が進むとゴミ屋敷問題がより深刻化する事態を招く恐れがあります。
もし自分の親や兄弟・姉妹、親戚の家がゴミ屋敷になったら、「三原市の定期ゴミ収集を利用して自分で分別して片付ける」、もしくは「不用品回収業者を利用して片付ける」方法を選ぶようにしましょう。
私たち広島えびすサポートは、中国5エリアで格安料金にてお見積もりさせていただいております。
お問い合わせはLINE、メール、お電話で承っておりますので、気軽にご利用ください!