広島県三原市は、「リネットジャパンリサイクル株式会社(以下、リネットジャパン)」と提携しています。リネットジャパンは国認定の小型家電リサイクル業者で、三原市でパソコンを単体で処分する場合は、まず、この方法を考慮します。この記事では、三原市で可能なそのほかのパソコンの処分方法についてもあわせて解説しています。三原市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。
三原市でリネットジャパンを経由してパソコンを処分する方法
三原市がパソコン本体やディスプレイ、周辺機器などを回収することはありません。三原市が推奨しているパソコンの処分方法は2つあり、リネットジャパンを経由する方法はそのひとつです。リネットジャパンでは、宅配便を利用した無料回収を行っています。以下はその手順です。
手順その1:申込み
リネットジャパンのホームページ(https://www.renet.jp/)にアクセスして、「カンタンお申込み」をクリックします。あとは表示に従い必要事項を入力するだけで申込みは完了です。
手順その2:梱包
不要になったパソコンをダンボールなどに詰めて梱包します。縦、横、高さの合計が140cm以内のダンボールに、不要になったパソコンやディスプレイなどを20kgまで詰めることが可能です。緩衝材を使う必要はありません。ダンボールがない場合はリネットジャパンから購入可能です。
手順その3:回収
リネットジャパンから回収を委託されている佐川急便が、指定の日時にパソコンを引き取りに来ます。すでに送り状が用意されているので、パソコンを入れたダンボールを引き取ってもらうだけでOKです。
回収から2週間程度経過すると、処理終了のメールが届きます。
三原市では資源有効利用促進法に基づく方法でもパソコンを処分可能
リネットジャパンを経由してパソコンを処分する方法は、「小型家電リサイクル法」に基づくものです。
そのほかに三原市では、「資源有効利用促進法」に基づく方法でもパソコンを処分できます。資源有効利用促進法に基づく方法は、「パソコン3R推進協会」が中心になって進めており、基本的にはパソコンメーカーが製品を回収します。以下はその手順です。
手順その1:回収対象機器を確認
資源有効利用促進法に基づく方法で処分できるのは、「デスクトップパソコン」「ノートパソコン」「液晶ディスプレイ」「CRTディスプレイ」「一体型パソコン(液晶、CRT)」です。そのほかの周辺機器は回収対象ではありません。
手順その2:PCリサイクルマークがあるか確認
パソコンやディスプレイにPCリサイクルマークがあるかどうか確認します。PCリサイクルマークが付いている製品は、すでに回収再資源化料金の支払いが済んでいる製品なので、お金を払わずに処分できます。
PCリサイクルマークがない製品については、メーカーにコンタクトを取る際に回収再資源化料金の支払い方法を確認してください。
手順その3:メーカーに引き取りを依頼
パソコン3R推進協会のホームページ(https://www.pc3r.jp/)から、メーカーの窓口を調べて引き取りを依頼します。
PCリサイクルマークがない製品の場合は、メーカーの指示に従い回収再資源化料金を支払います。
手順その4:郵送手続き
申込みが完了すると、メーカーから「エコゆうパック伝票」が届けられます。処分するパソコンを梱包してエコゆうパック伝票を貼り、郵便局から発送します。(戸口集荷も可)
なお、メーカーがすでに消滅しているなどの理由で窓口がわからない場合は、パソコン3R推進協会が対応しています。自作パソコンの場合も同様です
パソコンを処分する際の課題
三原市では、上記の方法でパソコンを処分できます。しかし、パソコンを処分する際は、大前提としてデータを消去しなければなりません。データ消去の必要性については、多くの方が認識されているかと思います。
パソコンのハードディスク上のデータは、初期化すると消えたように思えますが、実際は消えるわけではなく、悪意を持った人間が読み取ろうとすれば、比較的かんたんに読み取れてしまえます。データの消去作業が億劫で、使っていないパソコンを何台もため込んでしまっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
個人でハードディスク上のデータを読み取れないようにするには、データ消去ソフトを使うのが一般的です。ソフトを使うと、ランダムな意味のないデータがディスクに上書きされ、悪意のある人間からデータを守れます。
ハードディスクを完全に破壊することでデータを読み取れないようにする方法もありますが、危険なので一般の方にはおすすめできません。
なお、リネットジャパンを経由してパソコンを処分する場合は、有料のデータ消去オプションを利用できます。
三原市では不用品回収業者を利用してパソコンを処分することも可能
Appleの製品やWindowsの新しいモデルであれば、こわれていない限り、パソコン買取専門店に売却できます。そのため、ここからは廃棄処分することを前提に話を進めていきます。
三原市では、不用品回収業者を利用してパソコンを処分することも可能です。
リネットジャパン経由で処分する方法だと、パソコン、および周辺機器をダンボール1箱分しか処分できません。また、パソコンが含まれていなくてもモニターなどの周辺機器を処分することは可能ですが、その場合、有料回収になります。これではあまり使い勝手がよいとはいえません。
資源有効利用促進法に基づく方法では、回収対象機器が限定されます。ディスプレイ以外の周辺機器は、そもそもこの方法では処分不可能です。
不用品回収業者を利用すれば、パソコン、周辺機器だけではなく、そのほかのストレージやコード類に至るまで、すべてまとめて処分できます。情報漏洩が不安で古いパソコンやデジタル機器をたくさんため込まれていた方にとっても、不用品回収業者は頼りになる存在です。基本的にはデータの消去は自力でやるべきことですが、信頼できる業者なら、データ消去にも対応してくれます。
三原市でパソコンを処分するなら「広島えびすサポート」へ
三原市でパソコンを処分するなら「広島えびすサポート」におまかせください。ご紹介したように、三原市が推奨する2つのリサイクル方法は利用しにくい場合もあります。そんなときにぜひ利用していただきたいのが私たちのサービスです。
「広島えびすサポート」では、広島県内最安レベルの料金設定で、不要になったパソコンを引き取っています。
ハードディスク破壊によるデータ消去サービスも行っています。画像付きの「データ消去作業証明書」の発行も可能ですので、情報漏洩が心配な方はご相談ください。
「パソコンや周辺機器を買い替えてきたけれども、処分方法がわからず古い機器がそのまま…」
「LAN環境を新しくしたので機器やコード類をまとめて処分したい」
「広島えびすサポート」がすぐに解決します。
地域に寄り添い、走り続けて積み上げた回収実績は3万件。パソコンや周辺機器の処分にお困りの方は、「広島えびすサポート」にご相談ください。
まとめ
広島県三原市でパソコンを処分する方法について解説しました。三原市でパソコンを単体で処分する場合、三原市と提携しているリネットジャパンや、資源有効利用促進法に基づく方法を利用します。これらの方法ですべて処分することが難しい場合は、周辺機器やプリンターのトナーまでまとめて処分できる、「広島えびすサポート」におまかせください。