高齢化が進行している今の日本では、一昔前には考えられないようなことが起こり得ます。人は高齢になると、けがや病気などの健康の問題を抱えるようになります。痴呆症や心の病を患ってしまい、住む家を片付けられなくなってしまったり、ごみや不用品をため込んでしまったりする人も出てきます。久しぶりに帰省したら、ごみ屋敷とは言わないまでも実家に物がため込まれていた…こんな経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、広島市にある、ごみや不用品がため込まれた家を片付ける方法を紹介しています。実家が片付かなくてお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
実家がごみ屋敷になる可能性はある
「実家がごみ屋敷になることなんてない」
おそらくほとんどの人がそうお考えだと思います。しかし、人口の高齢化は健康問題を抱える独居高齢者の増加につながり、片付かない家が増えていく。そしてそんな家がひどい状態になるとごみ屋敷と言われるようになります。
もちろん、実家がごみ屋敷になるというのはまれなケースではあります。しかし、今の高齢者は物の少ない時代を経験し、物を大切にすることを教えられ、懸命に働き、物を手に入れてきた世代です。こういうバックグラウンドがあるので、物を捨てることを嫌がります。これがごみ屋敷とは言わないまでも不要な物がため込まれ、どうにも片付かなくなってしまう原因です。
歳をとることと片付かない家は、大いに関係があります。レアケースとはいえ、実家がごみ屋敷になる可能性はあります。
実家がごみ屋敷になってしまったら
「実家がごみ屋敷になってしまったら」
考えたくないかもしれませんが、もしも実家がごみ屋敷になってしまったら片付けるよりほかありません。ごみ屋敷は家族にとっても近隣住民にとっても大問題です。
広島市は今のところ、条例を制定するなどしてごみ屋敷に対処しているわけではありません。しかし、近隣住民からのクレームがあれば確実に動きます。ごみ屋敷は悪臭を放つだけではなく、ネズミなどの動物や害虫を引き寄せるため傷みが進むスピードが速く、倒壊してしまうこともあり得ます。したがって、そこに人が住んでいようがいまいが、迅速に適切な対応をとることが重要です。
ごみ屋敷化しつつある実家の残置物を自力で片付けられるのか
実家のごみ屋敷を兄弟や親族らと協力して片付けることは可能なのでしょうか?これはごみ屋敷の状態によるとしかいえません。小さな家でまだ床が見える程度の散らかり具合ならみんなで協力して片付けられますが、戸建て住宅全体にごみや不用品がため込まれている場合は一般の人がその中で作業すること自体、危険な行為です。専門の業者に作業を依頼しましょう。
ごみ屋敷化しつつある実家の残置物は不用品回収業者に依頼して処分
実家のごみ屋敷にあるごみや不用品などの残置物は、不用品回収業者に依頼して片付けましょう。ごみ屋敷というほどひどい状態ではなくても、専門の業者を利用すれば、残置物をスムーズに撤去することが可能です。
実家を手放す予定がある場合も不用品回収業者が便利
すでに親御さんが施設に入居していたり亡くなられたりしていて、ごみ屋敷化した実家を手放そうと考えている場合も不用品回収業者を利用することをおすすめします。
ごみ屋敷は、いわゆる「わけあり物件」に該当するので、手放そうとしても、普通の方法で買い手を探すことは非常に困難です。
ごみ屋敷を手放す場合、これまでは残置物をきれいに片付けてからリフォームをするか、建物を取りこわして更地にしてから不動産業者に買い手を探してもらうのが一般的でした。しかし、リフォームや解体工事には数百万円単位のお金がかかることもあり、多くのご家族にとってハードルが高すぎました。
最近は、ごみ屋敷のようなわけあり物件を専門に買い取っている業者が存在します。残置物がある状態でも査定を依頼できるのでおすすめです。
まとめ
実家がごみ屋敷になる。たしかにこれはレアケースです。しかし、人口の高齢化が進行した今の日本では、誰もが巻き込まれるかもしれない問題です。
広島えびすサポートは、ごみ屋敷の残置物の処分だけではなく、ごみ屋敷自体を処分したいという相談にも対応しています。広島市や周辺地域でごみ屋敷のことでお困りの方は、ぜひご相談ください。