冷蔵庫に代表される業務用の厨房機器。これらが不要になった場合、どうやって処分すればいいのかご存じでしょうか?厨房機器は高価なので中古品にも多くのニーズがあります。こわれていないのであれば、廃棄処分を考える前に売却処分することを考えましょう。
この記事では広島市で業務用厨房機器を処分する方法を紹介しています。店舗の閉店や移転等を予定されている方は、ぜひ読んでみてください。
業務用厨房機器は産業廃棄物
業務用冷蔵庫などの業務用厨房機器を廃棄処分する場合、何ごみに該当するのか多くの方はご存じだと思います。
そう、「産業廃棄物」ですね。
したがって、業務用厨房機器を「大型ごみ」を含む広島市の家庭ごみ収集サービスを利用して処分することはできません。
それにしても、インターネット上には業務用厨房機器を自治体のごみ収集サービスを利用して処分できるとしているホームページが散見されるので、皆様は正しい情報を得ることを心がけてください。もちろん、家庭で使用していたガスコンロなどは大型ごみとして処分できますが、家庭で使っていたものを「厨房機器」ということはあまりありませんよね。
厨房機器はまず売却して処分することを検討
飲食業界は競争が激しいことで知られています。そのなかでも「ラーメン店」は出店数も多いのですが廃業率も高いそうで、出店から3年で廃業する店が6割を超えるともいわれています。この事実を考えると、ラーメン店で使用する厨房機器に関しては、廃業する場合でも高確率で売却することができるでしょう。
厨房機器専門の買取業者がある
中古ニーズの非常に多い厨房機器。専門の買取業者があることからも、そのニーズの多さがわかります。このような業者に査定を依頼して業務用厨房機器を売却処分することが可能です。インターネットで検索するとすぐにヒットするはずです。
居抜きで譲渡する
店舗を賃貸ではなく所有している場合は、厨房機器ごと店舗を売却する方法もあります。賃貸の場合でも、契約の内容にもよりますが、退出時に厨房機器をそのまま譲渡する方法もあります。この居抜き売却を使えば、退出時にかかる費用を大きく節約することが可能です。
売却できない業務用厨房機器もある
ニーズが多いとはいっても、残念ながら売却できない業務用厨房機器もあります。かなりの年数が経過しているものや、あまりにも状態が悪いものは売却できないことが多いので、産業廃棄物収集運搬許可を受けている業者に廃棄処分を依頼しましょう。
広島市で業務用厨房機器を廃棄処分する方法
広島市で冷蔵庫などの業務用厨房機器を廃棄処分する場合は、産業廃棄物として適切に処分しなければなりません。
業務用冷蔵庫はフロンガスの有無で対応可能な業者が違う
とくに業務用の冷蔵庫にはフロンガスが使用されている製品があるので、該当する場合はフロンガスを扱える「第一種フロン類回収業者」に収集を依頼する必要があります。もちろん、産業廃棄物収集運搬許可も必須です。
フロンガスのほかに、ノンフロンの冷蔵庫もあります。ノンフロンには微燃性と可燃性のものがあり、微燃性のものは第一種フロン類回収業者に収集を依頼しなければなりません。可燃性のものについては産業廃棄物収集運搬許可だけでOKです。不用品回収業者を利用して処分できます。
業務用冷蔵庫以外の厨房機器
業務用冷蔵庫以外の厨房機器は、産業廃棄物収集運搬許可業者(不用品回収業者)に依頼して処分することが可能です。
広島市で業務用厨房機器を処分するなら不用品回収業者がおすすめ
産業廃棄物収集運搬業許可を持つ業者を利用すれば、業務用厨房機器をはじめとする不要になった店舗用品をすべてまとめて処分することが可能です。面倒な作業をすることなく、スムーズに閉店や移転の準備を進められます。
不用品回収業者は業務用厨房機器の買取も可能
不用品回収業者は、業務用厨房機器を含め、厨房の備品や不用品を買い取ることが可能です。処分を依頼する側としては、不要な物をまとめて処分できるうえ、売却益を処分費用に充てられるので節約につながります。
まとめ
広島市で業務用厨房機器を処分する方法をご紹介しました。ニーズの多い中古の業務用厨房機器は、まず売却して処分する可能性を探りましょう。売却が難しいようなら業者に依頼して廃棄処分します。この際、業務用冷蔵庫についてはやや注意が必要ですが、そのほかの厨房機器は不用品回収業者に依頼すればスムーズに処分することが可能です。
広島えびすサポートは、広島市で業務用厨房機器を処分するお手伝いをしています。処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。