DIYでペンキが必要だったので購入したけれども余ってしまった…ペンキを使い切ることはなかなかできないものです。そしてそんなペンキはいつしか忘れられて、物置やガレージに居座ることになります。このようなペンキを処分するにはどうしたらいいのでしょうか?
広島市におけるペンキの分別区分
実は広島市は、ペンキを「収集できないごみ」としています。厳密に言うと、「中身ありのペンキ缶」は収集できないということのようで、ペンキ缶は空にすれば資源ごみとして処分することが可能です。
しかし、問題なのはやはりその中身です。ペンキは液体。液体ごみを回収している自治体はありませんが、あることをすれば液体でも可燃ごみとして処分することができます。
広島市でペンキを処分する方法
家庭で使ったペンキを処分する場合は、以下の方法で固体に変えてから処分しましょう。
少量なら紙に塗って可燃ごみ
ペンキ缶の底に少量だけたまったペンキを処分する程度なら、新聞紙やクッキングペーパーにペンキを塗布し、乾かしてからごみ袋に入れて可燃ごみとして処分しましょう。
塗料固化剤で固めて可燃ごみ
ペンキが缶の中にある程度多く残っている場合は、市販の塗料固化剤で固めてからごみ袋に入れて、可燃ごみとして処分します。塗料固化剤は、DIYショップやネットショップでかんたんに手に入れることが可能です。
ペンキ缶の処分方法
ペンキ缶は、内部のペンキを空にしてきれいにすれば「資源ごみ(金属類)」として処分することが可能です。広島市は月に2回、各地域に資源ごみの収集日を設けているので、この日に決められた場所に出して処分することができます。搬出する際は必ず、丈夫な袋を使ってください。
困ったときは不用品回収業者にペンキの回収を依頼
不用品回収業者もペンキを回収することが可能です。業者により対応は異なりますが、広島えびすサポートは、液体のままのペンキも回収しています。ペンキ以外の不用品もいっしょに処分できるので、大掃除などの際の利用におすすめです。
ペンキの処分費用相場
自治体の粗大ゴミ・不燃ゴミとしてペンキ、一斗缶を処分する方法と比べると、費用がかかってしまいます。
料金相場はペンキの量や運搬費によって変動しますが、一斗缶1缶あたり500円〜5,000円前後が一般的ですが中身の容量によっても業者に変動があります。空の場合はスクラップとして再利用される可能性が高い為、無料もしくは運賃のみで引き取りしてくれるかもしれません。
費用がかかっても今すぐ処分したい場合は、不用品回収業者や塗料専門業者の利用を検討ください。
水性ペンキでも下水には流せない
ペンキには水性と油性の製品があります。どちらのペンキも当然のことながら下水に流して処分することはできません。
水性ペンキはなんとなく「流せるのではないか?」と考えたくなる気持ちもわかります。しかし、これは絶対にNGです。水性であってもペンキの塗膜が下水の配管に残ってしまい、詰まりの原因になることがあるからです。
家庭で使用したペンキを処分する場合は、必ず固形状にしてから処分してください。
産業廃棄物にあたるペンキは市のサービスでは処分できません
言うまでもないことではありますが、事業所や店舗で使ったペンキを広島市のごみ収集サービスを利用して処分することはできません。産業廃棄物にあたるからです。液体であろうが固形状であろうが、産業廃棄物であることに変わりはありません。
ペンキは、泥状の場合は「汚泥」、液状の場合は「廃プラスチック類と廃油の混合物」など、固形状の場合は「廃プラスチック類」に分類されます。
産業廃棄物にあたるペンキは、産業廃棄物収集運搬許可を持つ業者に依頼して正しく処分してください。不用品回収業者広島えびすサポートは産業廃棄物のペンキを回収、処分することが可能です。
まとめ
家庭のDIYで使ったペンキは、固めることで可燃ごみとして処分することが可能になります。広島市は液体状のペンキを収集しませんが、固めれば問題なく収集してくれます。
事業所などで使用した産業廃棄物に該当するペンキは、法律に則って厳格に取り扱わなければなりません。
不用品回収業者広島えびすサポートはペンキを処分するお手伝いをしています。ペンキの処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。
もちろんお見積もりは無料です!