近年はお米を冷蔵庫に保管する人が増え、冷蔵庫用などコンパクトな米びつも増えているようです。また、食にこだわる人たちが増えているせいか、家庭用の精米機も目立つようになってきています。このような状況で、旧タイプの米びつや精米機を処分する人も増えてきているようなので、この記事では広島市におけるこれらの製品の処分方法について解説しようと思います。
広島市における米びつ・精米機の分別区分は大きさと素材で決まる
広島市は、とくに米びつや精米機の分別区分について触れていません。ただ、広島市のごみ出しハンドブックにある各分別ごみの説明を参考にすると、小さいサイズの製品は「その他プラ」か「不燃ごみ」、大きいサイズの製品は「大型ごみ」に該当するようです。
広島市で米びつ・精米機を処分する方法
広島市のごみ出しハンドブックの説明を踏まえて、広島市で米びつや精米機を処分する方法を解説します。
小さいサイズなら「その他プラ」か「不燃ごみ」
米びつは、ほとんどがプラスチックでできています。そのため、もっとも長い辺が30cmに満たない製品なら「その他プラ」の収集日に処分できるでしょう。「その他プラ」の収集日は月に2回あります。透明または半透明のポリ袋に入れて、地域の指定場所に搬出してください。
精米機は小型家電製品です。もっとも長い辺が30cm以下の製品であれば「不燃ごみ」として処分できますが、該当する製品はあまりないかもしれません。
広島市の不燃ごみ処分についてはこちらを参考に
広島市における不燃ごみとは?ごみステーションへの出し方や注意点も解説
大きいサイズなら「大型ごみ」
もっとも長い辺が30cm以上の米びつや精米機は「大型ごみ」に該当します。広島市は大型ごみを戸別収集かごみ処理場への搬入の形で収集しています。
広島市の戸別収集は予約制なので、以下の窓口を利用して予約してください。
・大型ごみ受付センター
電話:0570-082530 (定額プラン利用者は082-544-5300)
※祝日と年末年始、8月6日を除く月~金曜日の9~18時まで受付
戸別収集の収集日は地域ごとに決まっており月に2回あります。手数料はサイズにより決まっています。
電話の場合は予約時に受付番号や排出場所、手数料額がオペレーターより伝えられるので、収集日を待つ間にコンビニなどで手数料分の大型ごみ処分手数料納付券を購入してください。これで手数料を納付したことになります。
納付券のステッカー部分をごみに貼り付けて収集日を待ちましょう。収集日になったら、8時30分を目安に指定された場所にごみを出します。
インターネットで予約する場合は、納付券払いのほかにキャッシュレス決済も利用可能です。支払いから搬出までの流れについては、市の説明に従ってください。
広島市のごみ処理施設への持ち込みも可能
米びつや精米機を広島市のごみ処理施設に持ち込んで処分することも可能です。分別区分が違えば持ち込み先も違うので注意しましょう。
その他プラに該当する場合
・中工場
住所:中区南吉島一丁目5-1 電話:082-249-8517
※終日営業(年末年始のみ休み)
不燃ごみに該当する場合
・玖谷埋立地
住所:安佐北区安佐町大字筒瀬2030 電話:082-838-2346
※祝日と年末年始、8月6日以外の月~金曜日8時30分~16時
大型ごみに該当する場合
・安佐南工場大型ごみ破砕処理施設
住所:安佐南区伴北四丁目3990 電話:082-848-1114
※祝日と年末年始、8月6日以外の月~金曜日9~16時
不用品回収業者を利用して処分
広島市民の皆様は、不用品回収業者を利用して米びつや精米機を処分できます。ただ、これらを単品で処分してしまうとむだにお金がかかってしまうので、以下のようなケースで利用することをおすすめします。
ほかにも処分したい不用品がある
積み放題的な料金を設定している業者が多いので、荷台スペースを有効に使うほどコスパがよくなります。また、いろいろなごみがあったとしても分別する必要はありません。
急いで処分したい
米びつや精米機を処分できるごみの日は、どれも月に2回しかないので待たされる可能性があります。不用品回収業者を利用する場合は、当日でも夜間でも、都合のいい日時を選んで収集を依頼することが可能です。
まとめ
広島市民の皆様は、素材や大きささえ確認すれば、広島市の分別収集を利用して米びつや精米機を処分することが可能です。実家の大掃除や整理などでまとまった数量の不用品を処分する予定がある方は、広島えびすサポートにご連絡ください。即日の対応も可能です。