大竹市における粗大ごみ処分方法を回収業者が解説

瀬戸内海を望む広島県最西端の自治体・大竹市。豊かな水をたたえる大竹市は、水産業のほか、工業も盛んです。この記事では、そんな大竹市にお住まいの方に役立てていただける粗大ごみに関する情報を紹介しています。

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大竹市における粗大ごみの定義

大竹市における粗大ごみとは「指定ごみ袋に入らないごみ」、もしくは「指定ごみ袋に入るけれども口をしばれないごみ」のことです。大竹市では、ごみステーションに出すごみはすべて指定ごみ袋に入れる必要がありますが、この45リットルのサイズに入らないごみが粗大ごみということになります。大竹市は、粗大ごみの例として「家具類」「大型家電」「寝具」「敷物」を挙げています。

大竹市で粗大ごみに含まれないおもなごみ

大竹市における粗大ごみの定義に当てはまるものの、大竹市が収集しないごみもあります。おもなものをご紹介します。

家電リサイクル法対象製品

大竹市は、粗大ごみの例に大型家電を挙げていますが、「冷蔵庫（冷凍庫）」「洗濯機（衣類乾燥機）」「エアコン」「テレビ」の家電リサイクル法対象製品は粗大ごみとして処分できません。家電リサイクル法対象製品は、購入店に引き取りを依頼するか、指定引取場所に持ち込むなどしてリサイクルに回します。不用品回収業者に相談してもいいでしょう。

パソコン本体とディスプレイ

デスクトップパソコン、ノートパソコン、ディスプレイ一体型パソコンなどのパソコン本体とディスプレイは、業界団体がリサイクルのための回収に力を入れています。大竹市では、これらを「もやさないごみ」としても捨てられるのですが、大竹市は業界団体や民間業者経由、もしくは小型家電回収ボックス経由のリサイクルを推奨しています。

処理困難物

バイク、ガスボンベ、神棚、給湯器の室外機、ホイールやタイヤなどの自動車構成部品、消火器、農機具、バッテリー、ピアノ、仏壇などは処理困難物です。なかには業界団体がリサイクルを進めている物もあります。これらの処理困難物に関しては、購入店に処分方法について問い合わせることが基本です。

大竹市で粗大ごみを処分する方法3選

大竹市で粗大ごみを処分する方法はおもに3つあります。

リサイクルセンターに自己搬入（要予約）

乗用車や軽トラックなど、2トン未満の粗大ごみを積載可能な自家用車をお持ちの方は、リサイクルセンターに粗大ごみを持ち込んで処分することが可能です。リサイクルセンターに自己搬入する場合は事前に予約しておく必要があります。リサイクルセンター予約専用ダイヤル（0827-52-5224）に電話をかけて搬入希望日時、搬入者の住所と電話番号、車両種別と台数、ごみの種類と数を伝えます。

・大竹市環境整備課リサイクルセンター

住所：広島県大竹市東栄3丁目4

電話：0827-52-5101

粗大ごみの自己搬入が可能なのは、平日8時30分～12時と13～16時です。リサイクルセンターは奇数月の第3日曜日にもオープンしています。この日は午後の持ち込みが13～15時（午前は平日同様8時30分～12時）になるので注意が必要です。

なお、リサイクルセンターに粗大ごみを持ち込む際は以下の手数料がかかります。

・一辺の長さが100cm未満：200円

・100cm以上200cm未満：410円

・200cm以上：610円

大竹市に戸別収集を依頼（要予約）

リサイクルセンターに粗大ごみを自己搬入できない方は、大竹市に戸別収集を依頼できます。戸別収集の収集日は祝日を除く金曜日に固定されており、収集時間も指定できません。戸別収集の申し込みは市の専用ダイヤル（0827-52-5224）に電話で行います。申し込みが完了すると、後日、納付書が送られてくるので、この納付書にて手数料を支払ってください。手数料の領収書は粗大ごみに貼付する必要があります。これが貼付されていないと収集してくれないので注意しましょう。

戸別収集の場合の手数料は以下のとおりです。

・100cm未満：710円

・100cm以上200cm未満：920円

・200cm以上：1,120円

不用品回収業者に収集を依頼

大竹市にお住まいの方は、市のサービス以外に不用品回収業者を利用して粗大ごみを処分することも可能です。大竹市の粗大ごみ収集サービスは、自動車をお持ちでないと利用しづらさがあることは否定できません。不用品回収業者なら、依頼者の都合のよい日時を指定して引取を依頼することが可能です。

大竹市では粗大ごみの処分に不用品回収業者の利用も効果的

市の収集サービスが限定的な大竹市では、不用品回収業者を利用するとスムーズに粗大ごみを処分できます。不用品回収業者なら、日時指定のほか、休日や夜間の引き取り、申し込み当日の引き取り、大量の不用品の引き取りなど、大竹市のサービスでは実現できないことが可能になります。また、不用品回収業者は再販できる物であれば買い取ってくれます。粗大ごみとはいえまだ使える物品を処分することもあるはずです。不用品回収業者はリユースとリサイクルのノウハウが豊富なので、さまざまな物品を買い取れます。大竹市で粗大ごみを処分する場合は、不用品回収業者の利用も検討しましょう。