ベッドフレームに設置して使用するマットレスには、内部にスプリングが組み込まれている製品が多くあります。このスプリングマットレスは構造が複雑で、全国の自治体のなかには処理が難しいとしてこれを受け入れていない自治体もありますが、福山市にお住まいの方は、スプリングの有無を問わず市のサービスを利用してマットレスを処分することが可能です。この記事では福山市でマットレスを処分する方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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福山市でマットレスを廃棄処分する方法
冒頭でご紹介したとおり、福山市ではスプリングの有無を問わず、マットレスを廃棄処分することが可能です。福山市はマットレスを「燃やせる粗大ごみ」に分類しており、地域別、また、施設への自己搬入の形で収集しています。不用品回収業者を利用する処分方法とあわせてご紹介します。
燃やせる粗大ごみの収集日に処分
福山市は、各地域に年4回、燃やせる粗大ごみの収集日を設けています。福山市にお住まいの方は、この収集日に決められた収集場所に排出することにより、マットレスを処分することが可能です。ほとんどのマットレスがサイズオーバーすることはありませんが、一辺の長さが2m以内と決められているので、これを超えるようなら少し解体するなどしてサイズ合わせする必要があります。
福山市のごみ処理施設に自己搬入
軽トラックなど、マットレスを積み込める自動車をお持ちの方は、福山市のごみ処理施設にマットレスを運び込んで処分することが可能です。搬入先は以下の2ヶ所です。
・クリーンセンター:箕沖町107-2
・慶応浜埋立地:柳津町2285
なお、自己搬入の際は手数料がかかることがあります。
不用品回収業者を利用する
家庭から排出される廃品、不用品などを収集している民間の業者にマットレスの収集を依頼することも可能です。福山市では、スプリングの有無にかかわらずマットレスを回収してくれるものの、収集日が少ないことが難点です。市のサービスでは実現できないことでも不用品回収業者なら実現できることがあります。不用品回収業者に依頼することで利用者が得られるメリットはたくさんあります。
・自分で運ぶ必要がない
福山市のサービスを利用する場合は、ごみステーションなどの指定場所、またはごみ処理施設までマットレスをご自身で運ぶ必要があります。同じ地域とはいえ、指定場所が離れていると、台車を使ったり、誰かの力を借りたりして運ばなければならないでしょう。福山市にかぎらず、自治体のサービスを利用する際は、多かれ少なかれ利用者が汗をかかなければなりません。不用品回収業者は利用者が指定する場所でマットレスを引き取ってくれます。部屋からの搬出もトラックへの積み込みもスタッフが行うので、利用者自ら汗をかく必要はありません。
・すぐに処分可能
福山市の燃やせる粗大ごみの収集日は年4回だけですから、タイミングが悪いと約3ヶ月も収集日を待たなければならないことがあります。これではちょっと間が空きすぎです。不用品回収業者は即日の引き取りにも対応してくれるので、速やかにマットレスを捨てたい方には不用品回収業者の利用をおすすめします。
・引取日時を指定して依頼できる
不用品回収業者にマットレスの引き取りを依頼する場合は、日時を指定できます。休日に引き取りを依頼することも可能なので、不用品回収業者は忙しい方にも利用しやすくおすすめです。
・ほかの不用品も分別せずにまとめて捨てられる
福山市にかぎらず、自治体のごみ収集サービスは分別が絶対条件です。福山市ではマットレスは「燃やせる粗大ごみ」ですが、家電製品の多くは「不燃(破砕)ごみ」に分類されるため同時に捨てることはできません。マットレスのほかにも不用品がある場合は、分別の必要がなくまとめて処分を依頼できる不用品回収業者の利用がおすすめです。まとまった数の不用品があると費用対効果がよくなるうえ、買取可能な不用品があれば、処分費用を安く抑えられます。
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買い替えの場合はショップ選びでマットレスの処分費用を節約可能
マットレスを買い替える場合は、古いマットレスの引き取りを行っているショップで購入すると、処分費用を節約することが可能です。引取サービスを利用する際は3,000円程度の料金を支払う必要がありますが、買い物をして、その場で古いマットレスの引き取りを依頼できるのでとてもスムーズです。全国にショップを展開している家具量販店「ニトリ」では、購入数と同じ枚数のマットレスを引き取っています。福山市内にもショップがあるので、お近くの方は利用を検討してもいいでしょう。
・ニトリ福山店:福山市明神町2丁目15-32
・ニトリ福山駅家店:福山市駅家町万能倉105-3
これからはマットレスもエコな製品に
スプリングマットレスは、自動車のタイヤやテレビなどと同じく、環境大臣により「適正処理困難物」に指定されています。適正処理困難物は、自治体が保有するごみ処理施設の能力では処理が難しいもののことです。大都市や、近年ごみ処理施設をリニューアルした自治体では、スプリングマットレスも問題なく引き取ってくれますが、現在も一部の自治体はスプリングマットレスを収集していません。適正処理困難物は、持続的社会づくりの障壁になることもあり、マットレスメーカーも新しい製品の開発を進めているようです。快適な寝心地を追求しながらも、かんたんに解体して可燃ごみとして捨てられるエコな製品も出てきています。これからはマットレスも処分しやすい形に変わっていくのかもしれません。
まとめ
福山市は各地域に年4回、燃やせる粗大ごみの収集日を設けているので、その日にマットレスを処分することが可能です。スプリングマットレスも燃やせる粗大ごみの収集日に捨てられます。しかし、ごみ処理施設に搬入できる方を除き、市のサービスを利用してすぐにマットレスを処分することは不可能です。福山市では状況に合わせて不用品回収業者を利用すると、スムーズに不用品を処分できます。福山市でマットレスやまとまった数の不用品の処分を検討されている方は、広島えびすサポートまでご連絡ください。