東広島市で家具、粗大ごみを処分するおすすめを紹介

東広島市は、地域により粗大ごみの収集方法が異なり、一部の地域では、東広島市による収集が行われていません。そのため、こうした地域にお住まいの方は、自力で市のごみ処理施設に搬入したり、不用品回収業者を利用したりして粗大ごみを処分する必要があります。

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東広島市における「粗大ごみ」とは？

東広島市における「粗大ごみ」は、「燃やせる粗大ごみ」と「燃やせない粗大ごみ」に分けられます。

「燃やせる粗大ごみ」は、木、布、ガラスや陶器など、燃やせる素材でできている物で、東広島市の指定袋（オレンジ色40L）に入らないサイズのごみのことです。ただし、180×100×200cm以内の大きさの物に限ります。木製のテーブルや本棚、鏡台やソファーなどは、この燃やせる粗大ごみです。

「燃やせない粗大ごみ」は、金属や硬質プラスチックなど、燃えにくい素材で作られている、主に家電製品や金属製品などのことです。燃やせる粗大ごみ同様、東広島市の指定袋に入らないサイズで、かつ150×120×200cm以内の物に限られます。

掃除機や扇風機など、家電製品の多くがこの燃やせない粗大ごみに該当しますが、冷蔵庫やエアコン、洗濯機、テレビなどの家電リサイクル法対象製品や、パソコンなどの小型家電は、東広島市では収集していません。これらのリサイクルが義務づけられている製品に関しては、法律に基づいた形で適切に処分する必要があります。

東広島市各地域における粗大ごみの処分方法

東広島市では、すでに触れたとおり、地域により粗大ごみの処分方法が異なります。以下に各地域における対応をまとめましたが、地域内であっても、収集場所の管理が難しいなどの理由で対応が異なる場合があるので注意が必要です。

西条・八本松・志和・高屋地域

西条・八本松・志和・高屋地域では、粗大ごみの収集日程や収集場所がそれぞれ定められているので、まずは自治会に確認してください。通常、地域の収集を利用すれば、無料で粗大ごみを処分することが可能です。

西条・八本松・志和・高屋地域では、ごみ処理施設に粗大ごみを持ち込んで処分することも可能です。これらの地域の粗大ごみは、以下の処理施設に持ち込みます。

・広島中央エコパーク（燃やせる粗大ごみ）

住所：西条町上三永10759-2

電話：082-426-0820

・賀茂環境センター（燃やせない粗大ごみ）

住所：黒瀬町国近10427-24

電話：0823-82-6499

黒瀬・豊栄・河内・安芸津地域

黒瀬・豊栄・河内・安芸津地域の粗大ごみは、各地区の収集日程表を確認して、その日に出します。処理料金は無料です。

持ち込みの場合は、燃やせる粗大ごみは広島中央エコパーク、燃やせない粗大ごみは賀茂環境センターの各ごみ処理施設に持ち込みます。

福富地域

福富地域の粗大ごみ収集日程は、東広島市役所、もしくは福富支所に確認してください。処理料金は無料です。

持ち込みの場合は、先に紹介した2地区と同様です。

東広島市のサービスで粗大ごみを処分する際の注意点

東広島市のサービスを利用して粗大ごみを処分する際に注意すべきことをご紹介します。

自治会単位で処分方法が異なる場合がある

東広島市では、ご紹介したように各地域で粗大ごみの処分方法が少しずつ異なります。自治会単位で独自のルールを設けている場合もあるので、不明な点がある場合は、自治会、もしくは東広島市に必ず確認しましょう。

分別が必要

東広島市では、「燃やせる粗大ごみ」と「燃やせない粗大ごみ」という2つの粗大ごみがあります。布団など、すべてが燃える素材で作られている物ならば「燃やせる粗大ごみ」だとわかりますが、たとえば、「ガラス戸」などの燃える素材（ガラス）と燃えない素材（金属）で作られている物は、どちらに捨てればよいのでしょうか？

実は、このような物は、燃やせる粗大ごみと燃やせない粗大ごみの両方にしっかり分別して処分する必要があります。内部に金属パーツが使われているソファーや座いすも同様に分別して処分しなければなりません。

東広島市の粗大ごみ収集サービスを利用するなら

東広島市の粗大ごみ収集サービスの長所を挙げるとするならば、それは「無料」であることです。無料となるのは地域での引き取りだけですが、多くの自治体が有料で収集していることを考えると、十分に長所であるといえるでしょう。

お金をかけずに粗大ごみを処分したい方は、東広島市が行っている地域別の収集サービスを利用するのがおすすめです。

東広島市で粗大ごみを処分する場合は不用品回収業者の利用がおすすめ

東広島市では、不用品回収業者を利用して粗大ごみを処分することも可能です。東広島市のサービスは、自治会単位でルールが異なることも多く、戸別収集も行われていないため、利用しにくい部分があります。不用品回収業者を利用すれば、不便を感じることなく粗大ごみを処分できるでしょう。東広島市で粗大ごみを処分する際、不用品回収業者を利用することにより得られるメリットは以下のとおりです。

分別不要

不用品回収業者を利用して粗大ごみを処分する場合は、市のサービスのように素材ごとに分別する必要はありません。そのまま引き取ってもらえばOKです。

わかりやすい

東広島市のサービスは、自治会単位で出し方が異なることもあるため、不明な点がある場合は必ず確認する必要があります。不用品回収業者を利用する際は、ただ電話をかけるだけ。手続きは単純明快です。

すぐに処分可能

事情により、粗大ごみをすぐに処分したい場合は、東広島市のサービスを使用することは不可能です。不用品回収業者なら、電話をかけた当日の引き取りにも対応可能です。

引取日時を指定可能

不用品回収業者を利用する際は、粗大ごみの引取日時を指定できます。早朝や深夜の引き取りに対応している業者もあるので、忙しい方でも利用しやすいでしょう。

何でも引き取ってくれる

自治体の粗大ごみ収集サービスを利用するシチュエーションでは、多くの場合、ほかにも捨てなければならない物があるはずです。

自治体の粗大ごみ収集サービスでは、当然ながら粗大ごみしか引き取ってくれません。しかし、不用品回収業者なら、たとえば、大掃除で大小さまざまな不用品が出た場合でもまとめて回収してくれます。

東広島市が回収しない家電リサイクル法対象家電も引き取ってくれるので、不用品が大量に出る場合は、不用品回収業者一択でよいでしょう。

ごみがお金になるかもしれない

不用品回収業者のなかには、買取を行っている業者もあります。買取可能な品目は業者により異なりますが、たとえば家電製品などは、年式の新しい物であれば高値で買い取ってもらえるかもしれません。そのほか、物置や納屋にしまわれていた骨董品や農機具なども高額査定の可能性があります。自治体の粗大ごみに出してしまうと、ただごみとして処分されるだけです。不用品回収業者を利用すれば、ごみだと思っていた物がお金になる可能性があります。