CDやDVDは、ソフトウェア、音楽や映像メディア、記憶メディアなどとして幅広く使われています。CDやDVDが不要になったとき、あなたはどうやって処分していますか?とくに記憶メディアとしてこれらを使用していた場合は、個人情報の流出を防ぐために適切な処置をしてから処分しなければなりません。
この記事ではCDやDVDを処分する方法を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
CD・DVDの一般的な分別区分
もちろん、CDやDVDは自治体のごみ収集サービスを利用して処分することができます。しかし、どの自治体も独自の基準で分別区分を決めているため、あの町では「可燃ごみ」だったのに、この町では「不燃ごみ」だった…ということも十分にあり得ます。したがって、当然のことではありますが、CDやDVDを処分するときもお住まいの自治体の分別について確認する必要があります。
以下は各自治体におけるCDやDVDの分別区分を抜粋したものです。
・福島市:不燃ごみ(ケース含む)
・新潟市:燃やすごみ(ケース含む)
・町田市:燃やせないごみ(ケース含む)
・横浜市:燃やすごみ(ケース含む)
・大津市:燃やせるごみ(ケース含む)
・明石市:燃やせるごみ(ケース含む)
・呉市:可燃ごみ(ケース含む)
・熊本市:燃やすごみ(ケース含む)
・那覇市:もやすごみ(ケース含む)
このように、CDやDVDを「可燃ごみ」の分別区分に指定している自治体が圧倒的に多いのですが、福島市や町田市のように「不燃ごみ」に指定している自治体も少なからずあるようです。ディスクとケースは同じ分別区分に指定されていると考えてよさそうですが、必ずごみ出しパンフレットなどで確認してから処分してください。
CD・DVDを廃棄処分する方法
CDやDVDは自治体のごみ収集サービス以外の方法でも処分することが可能です。
各自治体のごみ収集サービス
CDやDVDのディスクを何枚か処分する程度なら、もっとも一般的なのは各自治体のごみ収集サービスを利用して処分する方法です。先ほど触れたように分別区分の確認を忘れずにおこなってください。
不用品回収業者を利用
不用品回収業者もCDやDVDを収集可能です。大量にある場合や、ほかにも処分する不用品があるときの利用に向いています。以下に不用品回収業者を利用すると得られるメリットを挙げておきます。
不用品を売却できる可能性がある
不用品回収業者は、再販できそうな音楽CDや映画のDVDなどを買い取ってくれる可能性があるので、心当たりがある場合は業者に査定を依頼しましょう。処分にかかる費用を節約できる可能性があります。
分別不要
不用品回収業者を利用する場合は、自治体のごみ収集サービスのようにごみを分別する必要がありません。すべてのごみや不用品をまとめて処分することが可能です。
回収日時を指定できる
不用品回収業者を利用する場合は、依頼者が都合のいい時間帯をして回収を依頼することが可能です。早朝でも夜間でも、平日でも祝日でも、即日でも対応してくれます。
買取業者に査定を依頼
音楽CDや映画などのDVDは、買取業者に査定を依頼して処分することが可能です。今は宅配買取をおこなっている業者が多いですね。よほど貴重なものでないかぎり価格はそれなりにしかなりませんが、まとまった枚数がある場合はいいかもしれません。ただし、買い取ってくれないCDやDVDを引き取ってくれるわけではないので、この点には注意が必要です。
インターネットで個人売買
近年、フリマアプリの利用者が増えているようです。スマホだけで手軽に出品できるためでしょうか?「メルカリ」の成功もあり、大手もフリマアプリのマーケットプレースに参入しているようですね。
もちろん、老舗のネットオークションサイト「ヤフオク!」も参加者が多いのでおすすめです。音楽CDや映画のDVDなら出品の手間もあまりないので、少しでもお金にしておきたい方はぜひ個人売買に挑戦してみましょう。
記憶メディアとしてのCDやDVDを処分するときの注意点
冒頭で触れたとおり、記憶メディアとして使用していたCDやDVDには重要な個人情報が含まれている可能性があります。金融情報や名簿の情報などが含まれていると後々被害にあうことになりかねないので、悪意のある人間がデータを読み込めないように、はさみなどで切断してからごみ袋に入れてください。
最近は、CDやDVDの破砕処理に対応しているシュレッダーも比較的安く手に入れられるので、利用を考えてもいいでしょう。
まとめ
CDやDVDを処分する方法をご紹介しました。CDやDVDは、よほど大量でないかぎり自治体のごみ収集サービスを利用して処分可能です。多くの自治体では「可燃ごみ」として処分可能ですが、「不燃ごみ」としている自治体もあるので、この点については確認が必要です。
不要なCDやDVDが大量にある、または断捨離や大掃除のあとなどでほかにも処分する不用品が多くある場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。