いらなくなった自転車は、ほとんどの自治体で「粗大ごみ」として処分することが可能です。しかし、いらなくなったとはいえ、「健康促進のために自転車を買ったけれど、結局乗らなくなってしまった」という自転車なら、必要としているほかの人に譲ったほうが、捨てるよりもよっぽどエコです。この記事では東広島市で自転車を処分する方法を、売却する方法も含めて紹介しています。東広島市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。
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東広島市で自転車を処分する前に
自転車は、廃棄処分するにしても売却処分するにしても、まず防犯登録を抹消しなければその後の手続きを進めることができません。すべての自転車は、購入の際に自転車販売店にて防犯登録の手続きが行われています。
防犯登録の抹消手続きは、抹消する自転車を購入した自転車店、もしくは広島県内にある自転車防犯登録店の看板があるショップにて行います。東広島市に転入された方で、以前に住まわれていた都道府県にて自転車を登録し、転居前に登録を抹消していない方は広島県内では抹消手続きできません。以前、お住まいの都道府県の自転車防犯登録店にて抹消しなければならないので注意が必要です。ただし、登録から7~10年経過すると防犯登録は自動的に抹消されます。本来、乗り続ける場合は再度登録しなければならないのですが、そのまま乗り続けていた場合はすでに抹消されているので手続きの必要はありません。しかし、後々犯罪などの面倒なことに巻き込まれるリスクを考えると、登録が抹消されているか確認することはとても重要です。
なお、抹消手続きの際は、抹消する自転車の車体と防犯登録カード、本人確認書類を持参します。
東広島市で自転車を廃棄処分する方法4選
東広島市で自転車を廃棄処分する場合、「燃やせない粗大ごみとして廃棄処分」「東広島市のごみ処理施設に搬入」「大手自転車チェーン店に搬入」「不用品回収業者に引き取りを依頼」という主に4つの方法があります。
処分方法1:燃やせない粗大ごみとして廃棄処分
東広島市は、自転車を「燃やせない粗大ごみ」に分類しています。ただ、東広島市では地域により粗大ごみの収集方法が異なるため、地域の収集を利用する際は、自治会などに収集方法を確認することが重要です。タイヤなどのゴム製パーツは「燃やせるごみ」の収集日にごみステーションに出して処分してください。なお、東広島市には、粗大ごみの地域収集が行われていない地域もあります。
処分方法2:東広島市のごみ処理施設に搬入
軽トラックなど、廃棄処分する自転車を運搬する手段を持っている方は、市のごみ処理施設に自己搬入して自転車を廃棄することが可能です。燃やせない粗大ごみの搬入先は以下のとおりです。
・賀茂環境センター:黒瀬町国近10427番地24
処分方法3:大手自転車チェーン店に搬入
大手自転車チェーン店の「サイクルベースあさひ東広島店(西条中央7-3-7)」では、いらなくなった自転車を引き取っています。持ち込みのみで、なおかつお金を払う必要がありますが、お近くにお住まいの方は利用してもいいでしょう。
処分方法4:不用品回収業者に引き取りを依頼
不用品回収業者に引き取りを依頼して、いらなくなった自転車を廃棄処分する方法もあります。東広島市では、粗大ごみの集団収集が行われていない地域もあるので、このような地域にお住まいの方は、搬入手段がないかぎり選択肢はかぎられます。不用品回収業者を利用する場合、自転車1台だとほかの方法より費用対効果がよくないので、以下のようなケースで利用することをおすすめします。
・粗大ごみの集団収集が行われていない
先に触れたとおり、集団収集が行われていない地域にお住まいで、なおかつごみ処理施設に搬入する手段をお持ちでない方は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
・速やかに廃棄処分したい
事情があり、すぐにでも自転車を処分したい方は、申し込み当日の対応が可能な不用品回収業者に依頼するしか方法はありません。
・夜間に引き取りを依頼したい
多忙で帰宅後の夜や休日しか時間をとれないという方は、不用品回収業者に依頼しましょう。日時まで指定できるのは不用品回収業者だけです。
・運べないので引き取りを依頼したい
市の集団収集が行われている地域にお住まいの方でも、ひとり暮らしの方や高齢の方のなかには、自転車を収集場所まで運ぶことが大変だという方もいらっしゃいます。不用品回収業者のサービスは指定場所での引き取りが基本です。不用品回収業者に依頼すれば、自宅で待っているだけで、あとはスタッフがすべての作業をしてくれます。
東広島市で自転車を売却して処分する方法3選
最初に触れたとおり、まだ乗れる自転車を捨ててしまってはもったいないですし、エコなことでもありません。まだ乗れる自転車は、売却や無償譲渡による再利用を考えましょう。
処分方法5:大手自転車チェーン店に査定・買取を依頼
廃棄処分でも紹介した大手自転車チェーン店のサイクルベースあさひ東広島店では、特定のジャンルの自転車にかぎり、査定と買取をおこなっています。
査定対象は「電動アシスト自転車」、ロードバイク、クロスバイクなどの「スポーツサイクル」、子供向けの「キッズサイクル」だけです。店舗に持ち込む必要はありますが、該当する有名メーカーの製品なら、状態によっては高額で売却することも可能です。
処分方法6:リサイクルショップや不用品回収業者に査定・買取を依頼
自転車店では買い取ってくれなくても、状態のよい自転車ならリサイクルショップや買取業者、不用品回収業者などが買い取ってくれる可能性があります。大手自転車チェーン店とは異なり、ほとんどの業者が無料で出張査定をおこなっているので、まずは査定が可能かコンタクトをとってみましょう。リサイクルショップや買取業者は直営店で販売することが多いため、やや査定基準が厳しい傾向があります。一方、再販ルートを広く持つ不用品回収業者は、これらの業者が買い取れないような自転車でも買い取ってくれる可能性があります。
処分方法7:個人売買で売却処分
インターネット上のプラットフォームを利用して、個人売買で自転車を売却する方法もあります。出品手続きがやや面倒なものの、欲しいと思ってくれる人さえいればどんな状態の自転車でも現金化できることは、個人売買の大きな魅力です。個人売買のリスクを理解したうえで利用を検討してみてもいいでしょう。
まとめ
東広島市では、燃やせない粗大ごみの集団収集を利用しにくい地域もあるので、このような地域にお住まいで自転車の廃棄処分をお考えの方は、不用品回収業者の利用を検討しましょう。広島えびすサポートは、東広島市全域で自転車の回収を行っています。状態次第で買取も可能なので、ぜひご連絡ください。