東広島市でマットレスを処分する方法・市の収集がない地域では業者を利用

ベッド用のマットレスには種類があり、その多くに金属製のスプリングが入っています。このスプリングマットレスは国により適正処理困難物に指定されており、一部の自治体では粗大ごみとしても受け入れていません。この記事では、東広島市でマットレスを処分する方法を紹介しています。東広島市にお住まいの方や、転居する予定がある方はぜひ参考にしてください。

今すぐマットレスの処分でお困りの際はメールからご相談くださいませ。

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スプリングマットレスが指定されている適正処理困難物とは

日本では自治体単位でごみを処理しています。各自治体にごみ処理施設がありますが、その処理能力はまちまちです。スプリングマットレスが指定されている適正処理困難物とは、多くの自治体において、そのごみ処理施設の処理能力では処理することの難しい物のことを指します。この適正処理困難物は「廃棄物処理法」という法律に基づいたもので、環境大臣が指定するものです。スプリングマットレスのほかにテレビ、冷蔵庫、タイヤがこの適正処理困難物に指定されています。

東広島市でマットレスを廃棄処分する方法

東広島市では、適正処理困難物のスプリングマットレスも「燃やせる粗大ごみ」として捨てられます。東広島市でマットレスを廃棄処分する方法をまとめてみました。

東広島市の地域別収集でマットレスを廃棄処分

東広島市がおこなっている地域別の粗大ごみ収集の際にマットレスを処分できます。ただし、東広島市は、地域で粗大ごみ収集の形式が異なり、集団収集が行われていない地域もあるため、詳細はお住まいの地域の自治会など、担当部署に確認してください。

燃やせる粗大ごみのサイズは最大で「180×100×200cm」なので、一般的なサイズのマットレスであれば捨てられます。

東広島市のごみ処理施設に自己搬入して廃棄処分

マットレスを積み込めるトラックなどをお持ちの方は、東広島市のごみ処理施設に直接搬入して処分することも可能です。マットレスの搬入先は「広島中央エコパーク（西条町上三永10759番地2）」です。年末年始を除く月曜日から土曜日、8時30分から17時までの間に持ち込めます。20kgあたり130円の手数料の支払いが必要です。

不用品回収業者を利用して廃棄処分

地域により燃やせる粗大ごみの収集方法が異なる東広島市で高い利用価値があるのが不用品回収業者です。大きく、女性や高齢の方はひとりで運ぶことの難しいマットレスは、適正処理が困難なだけではなく、排出することも困難な物です。不用品回収業者を利用すると、依頼者は以下のようなメリットを得られます。

・運ぶ必要がない

地域での収集でも、広島中央エコパークへの搬入でも、燃やせる粗大ごみとしてマットレスを廃棄処分する場合は、多かれ少なかれマットレスを運ぶ必要があります。地域での収集の場合も、ごみステーションなど、決められた場所に排出する必要があるからです。女性や高齢の方、ひとり暮らしの方など、マットレスを運ぶことが困難な方は、不用品回収業者を利用するといいでしょう。部屋からの搬出も業者のスタッフが担当するので、依頼者が負担になるような作業をする必要はありません。

・すぐに処分できる

軽トラックなどのマットレスを運べる手段をお持ちの方は、広島中央エコパークに搬入して比較的すぐに処分できます。しかし、それ以外の方はお住まいの地域に決められた日が来るのを待つことになるので、すぐに処分することは不可能です。不用品回収業者は、利用者が引取日時を指定するスタイルのサービスを提供しているので、最速で申し込みの当日にマットレスを引き取りに来てくれます。すぐにマットレスを捨てなければならない場合は、不用品回収業者しかチョイスはありません。

・忙しくても処分できる

自治体のサービスは受付時間も稼働時間も決まっているので、多忙な方は利用しにくいという欠点があります。不用品回収業者はそんな多忙な方の味方です。休みの日や仕事が終わったあとの夜ぐらいしか空き時間がない方でも、引取日時を指定できる不用品回収業者に依頼すればマットレスを捨てられます。

買い替えの場合は新しいマットレスを購入する店に依頼できる場合も

マットレスの買い替えをお考えの方で、今使っているマットレスの処分に頭を悩ませている方は、引取サービスをおこなっている店での購入を検討してみてはいかがでしょうか。広島県内に20店舗を持つインテリア量販店「ニトリ」では、購入数と同じ数の古いマットレスを引き取るサービスを提供しています。東広島市内にも店舗があり、手数料を支払って処分してもらう形になりますが、買い物と同時に手配できるのでとても楽です。

・ニトリ東広島店：東広島市西条町御薗宇字中組4278

マットレスの売却処分は困難

マットレスをネットオークションに出品することをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。たしかに、「ヤフオク！」には中古のマットレスも多数出品されています。しかし、人が寝るという製品の性質もあり、中古のマットレスにはあまり需要がありません。未使用品や未使用に近いきれいなものでなければ売却することは困難です。大きく、発送にも手間がかかるマットレスは、基本的に廃棄処分するものだと考えたほうがいいでしょう。

マットレスもエコの時代へ

スプリングマットレスは、国により適正処理困難物に指定されていることはお話しした通りです。実は、国がわざわざスプリングマットレスを適正処理困難物に指定していることには理由があります。適正処理困難物に指定することで、自治体はメーカーや販売店に対し、正しく処理できるよう協力を依頼できるのです。テレビや冷蔵庫の回収には業界団体が大きな役割を果たしています。SDGsを推進することの重要性が多くの人々に理解されているなか、業界が処理の難しいスプリングマットレスの改良など対策に力を入れないと、世間からの風当たりは強まるばかりです。寝心地も追求しなければならないためかんたんなことではありませんが、近年は誰でも自宅で分解できて、燃やせるごみとして捨てられるマットレスも販売されています。